JO1・白岩瑠姫とモデル・俳優の久間田琳加がダブル主演する映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』より、青磁(白岩)が茜(久間田)の頬に触れるシーンや、共演キャストたちの豊かな表情をとらえた全10点の場面カットが一挙解禁された。

【写真】2人の制服の着こなしにも注目 映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』場面写真

 原作は、小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した汐見夏衛の同名小説。累計発行部数35万部を超え、丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写が共感と感動を呼び、「10代女子が選ぶ文芸小説No.1」にも選ばれた珠玉のラブストーリーだ。

 ダブル主演を務めるのは、ボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫と、「non‐no」(集英社)専属モデルを務めるなどファッションアイコンとしても活躍する久間田琳加。監督は、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(MBS、TBS)や『劇場版 美しい彼〜eternal〜』の酒井麻衣が担う。

 今回解禁されたのは、学校ではマスクが手放せず、本心を隠して生きる優等生・茜に、自由奔放で絵を描くことを愛する青磁がそっと手を伸ばし、マスク越しの頬に手を添え見つめ合う姿と、そんな2人を取り巻く個性豊かなキャスト陣の登場シーンを切り取ったもの。

 茜の友人・沙耶香(箭内夢菜)がジャージ姿で茜とどこかを見つめる姿や、茜の母・恵子(鶴田真由)と茜の継父・隆(吉田ウーロン太)が真剣な顔つきで家族会議している場面、また青磁を常に気にかける美術教師の岡崎(上杉柊平)と担任教諭(今井隆文)が、職員室でなにか起きたのか驚きの表情を浮かべる様子などが収められている。

 青磁をとらえた写真には、キャンバスに絵を描く姿や、個性あふれる制服の着こなしなど、まさに「自由奔放」な様が映し出され、茜とは正反対の雰囲気が伝わってくる。一方、自分と正反対の青磁のことが苦手な茜だが、徐々に青磁が描く絵と、まっすぐで嘘のない性格に惹かれていく。ふだんはマスクを手放せない茜が、鏡に向かってリップを塗る様子には、茜の恋心が表れている。さらに、遊園地で遊具に乗って見つめ合う写真では、2人のぐっと近付いた距離感と、彼らを包み込む夕焼けの美しさに胸が高鳴る

 酒井監督は、「白岩さんの持つ儚い強さと、久間田さんの持つ優しい眼差しが、役を通し交わり、エモーショナルな瞬間を捉えられ、とても幸せでした」とコメント。酒井監督らしい美しい景色や色鮮やかな色使い、青磁のアトリエや茜の部屋をはじめとする魅力的な背景美術も見どころとなっている。

 映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は、9月1日より全国公開。

映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』場面写真 (C)2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会