米歌手テイラー・スウィフト熱狂的なファンの女性が、仮病を使って仕事を休み、コンサートに駆けつけた。グッズ販売の列に並んでいた女性は地元テレビ局のインタビューを受ける際、職場にバレないようにユニークな変装をしていた。このインタビュー映像がネット上で注目を集めている。英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。

米歌手テイラー・スウィフトは、3月17日から『The Eras Tour』と題したツアーを開催しており、各地で熱狂的な盛り上がりを見せている。6月30日7月1日には、米オハイオ州シンシナティの「ペイコー・スタジアム(Paycor Stadium)」で公演が行われ、グッズを購入するファンたちで長蛇の列ができた。この列に並んでいる人々にシンシナティニュースメディア「WKRC」のリポーターがインタビューをしていると、風変わりな格好をした女性ファンが現れた。

その女性はピンク色の毛布を頭から被ってお化けのような姿となり、その上からサングラスをかけている。隣接するケンタッキー州ルイビルから車でやってきたという女性は、仮病を使って仕事を休んだため、職場の人へ嘘がバレるのを防ぐために変装していたのだ。女性は友人と一緒に来ており、友人も同じように毛布を被っていた。

女性は公演日の2日前に出発し、前日の6月29日午前2時45分からグッズ販売の列に並んでいた。彼女は娘のミドルネームに“テイラー(Taylor)”と付けようとしたほど熱狂的なファンで、今回は11歳の娘が初めてテイラー・スウィフトのコンサートに参加すると話した。自身は5月5日~7日に行われたテネシー州ナッシュビルでの公演も観覧したそうで、今回は初参戦となる娘のために気合を入れてきたという。

リポーターは彼女にいくつか質問すると、最後に「職場の人にバレないことを祈りましょう。あなたの秘密は絶対に守りますし、ここにいる人は誰もあなたの秘密を漏らさないと思います」と締めくくった。

このインタビュー動画がTwitterでシェアされると、表示回数が51万回を超え、「これは面白過ぎる」「翌日にバレて解雇されたりして」「上司も同じことをしていたら面白いのに」「テイラー・スウィフトのコンサートなら仕方ない」といった笑いの声が多数寄せられた。

ちなみに、テイラー・スウィフト3月31日から4月2日にかけて行ったテキサス州アーリントンの「AT&Tスタジアム」の公演では、男性用トイレが女性ファンで埋め尽くされるという事態が発生していた

画像は『WKRC 2023年6月30日付「‘This is like our Super Bowl’: Thousands of fans spend night, gather early for opening of Taylor Swift merchandise truck」(WKRC)』『Local 12/WKRC-TV 2023年6月29日付Twitter「Thousands are camped out in downtown Cincinnati ahead of the Taylor Swift merchandise truck opening for business…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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