トルコ代表DFチャグラル・ソユンジュ(27)のアトレティコ・マドリー加入が秒読みとなっているようだ。

先月6日にレスター・シティからの退団が発表されたソユンジュ。5年間の在籍期間中には高いアスリート能力を生かしたアグレッシブな守備やそつのない配球が評価され、2019-20シーズンにはPFA年間ベストイレブンにも選出。プレミアリーグ屈指のセンターバックという地位を確立し、ビッグクラブ行きが取り沙汰された時期もあった。

だが、昨シーズン辺りから攻守両面で軽率なミスが増え始めて序列が下がると、2022-23シーズンは最終的に公式戦の出場が9試合にとどまった。

そんななかでも唯一獲得に熱心だったのがアトレティコ。ソユンジュは今夏で契約満了も、アトレティコは今年1月に移籍金を支払ってでも獲得を目指していたと報じられている。スペイン『Relevo』によると、この時に獲得こそ実現せずとも、条件面および今夏のフリー加入で個人間合意を取り付けていたとのことだ。

あれから約半年、ソユンジュは4日午後にマドリードへ到着するとみられており、加入は秒読みとなっているようだ。

今夏はすでにセルタからスペイン人DFハビ・ガラン(28)を獲得し、チェルシーからスペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(33)の加入も近づいているアトレティコ。最終ラインの補強に精を出すなか、念願のセンターバックを確保した格好だ。