リアル脱出ゲームの日(7/7)」制定記念記者発表会が開催され、NON STYLE・井上裕介が登壇し、大好きな謎解きゲームの魅力をたっぷりと語った。

リアル脱出ゲーム」とは、株式会社SCRAPの商標登録。2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームをきっかけに、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」のフォーマットをそのままに、現実世界に移し替えたのが「リアル脱出ゲーム」。会場に集まった(閉じ込められた)参加者が協力し、さまざまなヒントを元に謎解きをして閉じ込められた場所から脱出するというもの。2007年7月7日に初のリアルゲーム「謎解きの宴」を開催し、現在までで累計1,090万人以上を動員している大注目の体験型エンターテインメントだ。
 
「リアル脱出ゲーム」は井上のデートの定番!

リアル脱出ゲーム」は井上のデートの定番!

謎解きゲームの大ファンの井上は「一昨日も嫁と一緒に行きました。しあさっても行きます」と話し、謎解きに参加した記録をブログに書いているそうで「ブログを始めてから400以上の公演に行ってます。ブログを始める前に行ったのを合わせたら多分、500から600くらいは行ってるはずです」とニッコリ。謎解きの魅力について「頭が良い方はいっぱいいます。僕は正直、学力的には頭はよくない。クイズ大会は頭のいい人が勝つけれど、小学生レベルの知識があれば活躍できるのが謎解きのいいところです」とコメント。続けて、「脳みそを使わなければならないけれど、一番使うのはコミュニケーション能力です。お笑いにも通じるところなので、(僕にとっては)そこが一番の魅力だと思っています」と説明した。

「リアル脱出ゲームの日(7/7)」制定記念記者発表会に登場したNON STYLE・井上裕介

リアル脱出ゲームの日(7/7)」制定記念記者発表会に登場したNON STYLE・井上裕介

結婚記念日を控えた井上は「こんなことは言いたくないけれど…」と前置きし、「SCRAPに出会ってから、歴代付き合った彼女は全員連れて行ってます。4、5人は連れて行ったはず」と告白。謎解きゲームが楽しめるSCRAPは井上にとっては定番のデートスポットだとし「嫁としょっちゅう行ってます」と明かし、「謎解きゲームが原因でケンカもするし、仲直りもします。人間性が見えるのが謎解きゲームのいいところ」とし、相手のことを知りたい、人間性を見たいと思ったら一緒に謎解きゲームをするのがおすすめと話した。

黒鉄の海中研究所からの脱出 © 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996 ©︎SCRAP

黒鉄の海中研究所からの脱出 © 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996 ©︎SCRAP

イベントでは7日(金)よりスタートする「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン『黒鉄の海中研究所(ラボラトリー・オルカ)からの脱出』や、8月26日(土)、27日(日)に幕張メッセで開催される2023年最大のリアル脱出ゲーム『終わらない夏祭りからの脱出』(計5公演)など、今後開催される注目のゲームも紹介。

終わらない夏祭りからの脱出 ©︎SCRAP

終わらない夏祭りからの脱出 ©︎SCRAP

名探偵コナンリアル脱出ゲームは全部参加するほど大好きなので、楽しみにしています」と目を輝かせた井上は、『終わらない夏祭りからの脱出』にも注目しているそうで、「お笑いが一番忙しい時期だけど、仕事(のスケジュール)次第では行きたいと思っています」と気合の表情を見せる。「コロナ禍でオンラインの夏祭りに参加しましたが、とんでもないクオリティでした。コメント欄が『やりすぎだよ』と盛り上がったくらいです」と振り返る。SCRAPの代表取締役加藤隆生の「間違いなく過去最大規模で、過去イチの内容を準備しました」との発言に井上が我慢できずに「行きたーい!」と大声で叫んでしまう場面もあった。

慣れた様子で謎を解いていた

慣れた様子で謎を解いていた

イベントではSCRAP加藤からの挑戦状として、井上が「リアル脱出ゲーム」を3分で自作するという無茶ぶりも。「難しい」「3分で?!」と言いながらも、時折、トークもしながら順調にフリップに記号を書き込んでいく。加藤が思わず「うちに来る?」と会社にスカウトしてしまうほどの出来栄えだったため、井上自作の「リアル脱出ゲーム」はキャンペーンサイトへの掲載が決まった。ゲーム自作以外にも、井上の結婚指輪を探し出すための謎解きにも挑戦。こちらも制限時間3分という過酷なミッションだったが、「経験値が活きる!」と慣れた様子で答えを導き出し、無事に結婚指輪も取り戻した。

7月7日を「リアル脱出ゲームの日」と制定。日本記念日協会に登録された

7月7日を「リアル脱出ゲームの日」と制定。日本記念日協会に登録された

イベントの最後には制定日授与式が行われ、7月7日を「リアル脱出ゲームの日」と制定し、日本記念日協会に登録された。授与式をうれしそうに見ていた井上は「謎解きブームを作ったのはSCRAPで、リアル脱出ゲーム。オンラインゲームも楽しいけれど、リアルの面白さを感じられるのはリアル脱出ゲームです。お父さんが子どもに叱られる場面が見られるのも(リアル脱出ゲームの)醍醐味です。ぜひ、一度足を運んでプレイしてみてください。ハマること間違いなしだと思います」と呼びかけていた。

取材・文=タナカシノブ

謎解きで結婚指輪を取り戻し笑顔を見せるNON STYLE・井上裕介