英ポップ・ロックバンド「The 1975」のフロントマン、マシュー・ヒーリー(34)が、ロンドンの野外コンサートのライブ中に生肉の塊にかぶりついた。この動画を見たファンは驚いたようで、「彼のこんな姿は見たくない」「これまでで最も奇妙なコンサートの終わり方かも」と困惑した意見を寄せ合っている。マシューはこれまでにもショーの一環として、ステージ上で生肉を食べる姿を何度も披露している。

現地時間2日、英ロンドンのフィンズベリー・パークで野外コンサートが開催された。イベントには米バンド「シガレッツ・アフター・セックス」、米アーティスト「ブリーチャーズ」、英シンガー・ソングライター「ザ・ジャパニーズ・ハウス」、米バンド「アメリカン・フットボール」などが出演し、ヘッドライナー英バンド「The 1975」が務めた。

同バンドのフロントマン、マシュー・ヒーリーは、ステージで数々のヒット曲を披露して会場を盛り上げると、クライマックスにはファンを驚かせるパフォーマンスを見せたのだ。

米メディア『LAD Bible』が掲載した動画によると、会場の大型スクリーンに映されたマシューは、黒いネクタイをほどき取り、白いシャツのボタンを外し始めた。歓声が上がるなかシャツを脱ぎ、テーブルに置かれたワインボトルを手に取ると、ステージ上に座り込んだ。

そしてワインをラッパ飲みすると、手前に置かれた巨大な骨付きステーキ肉を手にしたのだ。マシューが持っているのは真っ赤な厚切りの肉片で、明らかに調理されていない生肉だ。

マシューは片手でステーキ肉の骨部分を持つと、大きな口を開けてがぶりと生肉にかぶりついた。肉が硬かったのか、しばらくの間噛んでから食べ終えると、再び生肉に食らいついた。その後も何度か生肉にかぶりついて食べ、最後にはワインを飲み干した。

すると次にはいきなり四つん這いになって、ステージ上に置かれたテレビの前に向かって這い出すと靴を脱ぎ捨てた。そして腕立て伏せを始めると、そのまま30回近く続けるという奇妙な行動に出たのだ。

この動画を見た人々は大きな衝撃を受けたようで、SNSではこのような意見が飛び交った。

「僕達は、一体何を見たんだ?」
「こんなことは起こって欲しくなかった。私は、マティ(マシューの愛称)が生肉をむさぼる姿なんて、見たくなかったのよ。」
「マティ・ヒーリーがステージで生肉を食べたり、27回も腕立て伏せをしたりするのは、もしかしたら、これまでで最も奇妙なコンサートの終わり方かもしれない。」

マシューがこのようなパフォーマンスでファンを驚かせたのは、今回が初めてではない。昨年11月に米ニューヨークの「マディソン・スクエア・ガーデン」での公演や、今年1月に英国各地で開催したツアー中にも、マシューが生肉にかぶりついて食べた後、テレビの前で腕立て伏せを何度も行ったことが話題になっていた。

画像は『The1975 2023年6月10日付Instagram「Best Kept Secret」、2023年7月3日付Instagram「The 1975 Live at Finsbury Park」、2023年1月27日付Instagram「The 1975 At Their Very Best Newcastle」、2023年2月1日付Instagram「The 1975 At Their Very Best Dublin」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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