2023年7月1日（現地時間）にスイス・ヴィラールにて「IFSC リードワールドカップ ヴィラール」が開催され、女子はスロベニアのヤンヤ・ガンブレット、男子はオーストリアのヤコブ・シューベルトが優勝に輝いた。女子優勝に輝いたヤンヤ・ガンブレットは前戦のインスブルック大会に続いての優勝で、W杯2連覇となった。

日本人選手では男子から安楽宙斗・小俣史温が決勝に進出、女子からは谷井菜月が準決勝を突破して決勝に進んだ。ボルダーW杯の年間王者でもある安楽は、首位で決勝へと進んだが暫定首位であったヤコブ・シューベルトの記録を超えることは出来ず、6位でフィニッシュ。小俣史温も8位で決勝を終えた。

安楽宙斗 / ©Lena Drapella/IFSC.

女子・谷井菜月も決勝に進出したが順位を上げることができず、6位でフィニッシュとなった。
次戦は7月8日から7月9日に、フランス・シャモニーでリード第3戦が行われる予定となっている。

日本人選手 結果

男子
6位：安楽 宙斗（千葉県立八千代高等学校）
8位：小俣 史温（東京都山岳連盟）
12位：吉田 智音（摂南大学）
13位：本間 大晴（無所属）
17位：緒方 良行（B-PUMP）
21位：樋口 純裕（佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟）
23位：上村 悠樹（東京都山岳連盟）
26位：鈴木 音生（静岡県立大学）
28位：百合草 碧皇（早稲田大学）

女子
6位：谷井 菜月（明治安田生命）
16位：久米 乃ノ華（日本大学）
20位：中川瑠（日本大学）
30位：小池 はな（川口市立高等学校）
33位：伊藤 ふたば（デンソー岩手）
34位：柿崎 未羽（早稲田大学）
37位：野中 生萌（無所属）

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