ジェニファー・ロペスが、自身のカクテルブランド「Delola」の新たなプロモーション動画をSNSに公開したところ、フォロワーから批判の声が殺到した。彼女の夫ベン・アフレックは過去にアルコール依存症で苦しみ、ジェニファー自身もかつてアルコール類を飲まないと明かしていた。しかし動画では、ジェニファーが「私はたまにお酒を飲んでいる。責任を持って飲むし、泥酔したりはしない」と話していることから、コメント欄には「全く理解できない」「アルコール類のビジネスを始める時期ではない」といった厳しい意見が飛び交った。

ジェニファー・ロペスは今年4月、カクテル販売会社「House Of Delola LLC」を設立し、天然植物を使用したグルテンフリーのカクテル「Delola(デローラ)」を展開すると発表した。

しかし、ジェニファーの夫で俳優のベン・アフレックは過去にアルコール依存症と闘っていたことから、彼女がカクテルブランドを立ち上げたことに対し、ファンの間で非難の声が高まっていた。

ベンは1998年のインタビューで、前年に飲酒を止めたことを告白していた。そして2001年、2017年、2018年の3度にわたり、リハビリ施設でアルコール依存症を克服するための治療を受けた。またジェニファー自身もかつて、アルコール類を口にしないことを認めていた。

そんなジェニファーが現地時間3日、自身のInstagramに「Delola」の新たなプロモーション動画を公開した。しかしその内容が、またもや物議を醸すことになった。

動画では、車の助手席に座るジェニファーがカメラに向かって「多くの人が『彼女は酒を飲まないのに、カクテルなんてどういうつもりだ』と話しているのは知っているわ」と語る。

そして「実を言うと、長い間そうだった。私はずっと飲まなかったのよ」と述べた後、そのような状況が数年前から変化したことを明かした。

「過去10年、もしくは15年以上にわたる私の写真を見てもらえれば分かると思うけど、私は時々カクテルを飲んでいたのよ。私はたまに、カクテルを楽しんでいる。お酒は責任を持って飲むわ。泥酔するために飲んだりはしない。社交的で素敵な時間を過ごすために、リラックスしてちょっと気を抜くために飲むのよ。」

さらに自身が飲んでいたアルコール類について、次のように話している。

「いろんなものを試したわ。一時期にホワイト・ルシアンやロゼにもハマったけど、本当に好きなものは見つからなかった。だから私の人生の他のことと同じように、自分のカクテルを作ることにしたのよ。」

そんなジェニファーの話に、フォロワーからはこのような声が続々と寄せられた。

「ベンはアルコール依存症なんだ。酒を飲み始めたり、アルコール類のビジネスをスタートする時期ではない。」
「夫が何年もアルコール依存症に苦しんでいることを知りながら、責任を持って酒を飲み、泥酔しないようにと話すなんて、その姿が見苦しい。」
「夫が依存症なのに、お酒やカクテルの話をするなんて、困惑させられる。彼は回復中なんだよね? 全く意味が分からないし、理解するのも難しい。」

動画ではその後、ジェニファーが車から降りて酒類販売店に行き、棚から「Delola」のボトルを見つけると、数本を購入していく姿が映されていた。

画像は『Jennifer Lopez 2023年4月4日付Instagram「The secret is out!!!」、2023年6月19日付Instagram「Daddy Appreciation Post」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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