落馬事故により昏睡状態に陥っていたパリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表GKセルヒオ・リコの健康状態に関するさらなる朗報が届いた。『ESPN』が伝えている。

今シーズンは控えGKとしてプレーしたセルヒオ・リコ。リーグ・アンの優勝を決めた直後に休暇を与えられ、故郷のセビージャへと帰っていた。

しかし、5月28日、乗馬を楽しんでいたものの、その際に落馬。暴れた馬と衝突して落下し、頭を蹴られたことで頭部を負傷し、集中治療室(ICU)に入っていた。

およそ3週間の昏睡状態に陥っていたセルヒオ・リコだったが、先月19日に意識を取り戻すことに。さらに、引き続き集中治療を受けていたものの、意思疎通を図れるまでに回復。

そして、『ESPN』の最新報道によると、セビージャのビルヘン・デル・ロシオ病院に入院中の同選手は、集中治療室での治療を終えて、一般病棟に移ったという。

妻のアルバシウバさんは5日、記者団に対して「私たちはとても幸せだです。彼は(ICUから)別の病棟に移され、元気にしています。今では24時間一緒にいることができます。セルヒオはとにかく元気です」と、夫の順調な回復を認めた。