奇才クエンティン・タランティーノの頭と心の中を出演俳優たちが暴くドキュメンタリー映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』より、タランティーノ作品の常連たちのキャストポスター12種が解禁された。

【写真】ティム・ロスやマイケル・マドセンらタランティーノ・ファミリーが集結したキャストポスター

 1992年、監督デビュー作『レザボア・ドッグス』でカンヌ国際映画祭に殴り込みをかけ、まさに一夜で時の人となったクエンティン・タランティーノ。その後も新作を発表するたびに世界中の映画ファンを熱狂させ、「タランティーノ映画」と呼ぶしかない唯一無二のジャンルを打ち立てた。いったいどうやって彼は、奇想天外な物語を次々と生み出し、見たこともない映像を作り出し続けるのか? 本作はそんな疑問に答えるため、謎めいたタランティーノの頭の中をぶった斬る。

 タランティーノの逸話と秘話をタブーなしで暴露するのは、監督第1作目から8作目の『ヘイトフル・エイト』までに出演した俳優たち、そしてプロデューサーやスタッフたち。監督・脚本はタラ・ウッド

 かねてより「長編映画を10本撮ったら、映画監督を引退する」と公言しているタランティーノ。本作は、近く完成するだろう最後の1本の前に特別に用意されたドキュメンタリーとなっている。

 キャストポスターでは、タランティーノの脚本作『トゥルー・ロマンス』も含めるとこれまで5作品に出演している名優サミュエル・L・ジャクソンをはじめ、初監督作品『レザボア・ドッグス』からコンスタントに出演を続けるティム・ロスやマイケル・マドセンの姿も。さらに、ゾーイ・ベル、カートラッセル、ブルース・ダーン、ルーシー・リュー、ダイアンクルーガーイーライ・ロス、クリストフ・ヴァルツなどタランティーノ作品でおなじみの面々から、2019年に亡くなった『ジャッキーブラウン』に出演したロバートフォスターや、『ジャンゴ 繋がれざる者』のジェイミー・フォックスまで、タランティーノ作品での印象が強く残るタランティーノ・ファミリー12名の渋い表情が切り取られている。

 映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は、8月11日より全国公開。

映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』キャストポスター(サミュエル・L・ジャクソン) (C)2019 Wood Entertainment