犬と猫が仲良く暮らしている家で、16歳の猫、アビーがキャリーに入れられているのを見て、心配になったグレート・デンのマディー。
このキャリーに入れられたら動物病院に連れていかれることを知っていたようだ。当のアビーが落ち着いているのに対し、大型犬のマディーはいてもたってもいられず、ぐるぐると動き回り、キャリーの中のアビーに顔を近づけたりと落ち着かない。
この後アビーは病院で健康診断をし治療を受け無事帰宅することができた。誰よりもアビーの帰りを待ちわびていたのは、もちろんマディーである。
【画像】 猫さんが病院に連れていかれる!心配でいてもたってもいられない犬
Great Dane Is Worried About Her Cat Going To The Vet
メスの猫、アビーは今年16歳。唇にのう胞ができてしまい、ここ数日でどんどん大きくなってしまったことから、飼い主は動物病院に連れていくことにした。
アビーをキャリーの中に入れると、心配したグレート・デンのメス、マディーがすぐにやってきた。このキャリーに入れられるときは、病院に連れていかれることを知っていたマディーは、アビーが心配で仕方がなかった。
「どこか具合が悪いの?」「動物病院に連れていかれちゃうの?」「大丈夫?ひとりで大丈夫?」
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当の猫、アビーはキャリーの中で暴れることもなくおとなしく座っていたが、マディーは明らかに不安な様子で、テーブルの周りをくるくる回ったり、キャリーに顔を近づけて、アビーのことを案じた。
心配するマディーをよそに、動物病院に連れていかれたアビー。アビーは車に乗ったとたん不安になったのか、終始鳴き声をあげていたそうだ。
だが病院についたらおとなしくなり、先生にしっかり診断してもらい、治療を施してもらった。
誰よりも猫の帰りを待ち望み、そばに寄り添う犬
治療を終え、無事に帰宅することができたアビー。その帰りを誰よりを待ち望んでいたのはやはりマディーだった。
キャリーを開けるやいなや、アビーに顔を近づけクンクンと匂いかぎ、マディー流の健康チェックがはじまった。
その後もアビーの後をついて回り、心配する様子のマディー。もう1匹の犬、エリーも遠くから、アビーのことを見守っていた。
この家の2匹の大型犬と猫の絆はとても深く、一番長生きしている猫のアビーは2匹の犬にとってかけがえのない家族であり小さなお姉さんなのだ。
アビーはのう胞の治療をうけ、健康状態も年齢なりに良好のようだ。これからもみんなのお姉さんとして、元気に暮らしていけますように!
written by parumo
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