声優の森久保祥太郎が出演する「声優と夜あそび ウォーカーズ」(毎週月~金曜夜11:30-11:50、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、6月26日~30日放送の #46〜50では、親が森久保と同い年というほど歳の離れた後輩声優の小笠原仁をゲストに迎え、ともに声優と歌手、二足のわらじで活動しているふたりが、音楽と声優、ふたつの面で熱いトークをくり広げた。

【写真】小笠原仁をゲストに迎えた「声優と夜あそび ウォーカーズ」

■音楽と声優、ふたつの面で熱いトークをくり広げるふたり

小笠原は、母親が森久保と同い年ということで、森久保をパパと呼んだり、森久保も息子のようにかわいがっているという気心の知れた仲で、また、ともに声優に加えて、アーティスト活動にも力を入れているということで、音楽ルーツをたどるトークや、声優になったきっかけについてのトークをしていく。

声優になったきっかけでは、昔からアニメが好きだという小笠原が、その頃からよくしていたという、森久保が演じた「奈良シカマル(『NARUTO-ナルト-』)」の声マネを披露する。「学生時代1億回、影真似の術してるんで。祥さんより影真似の術してます!」と自信満々に披露した小笠原だが、そのモノマネ森久保からは「やるなら、ちゃんとやって!」「俺がキャッキャ言うことじゃないけど、やってる人、多いから、世間の目はきびしいと思うよ」と辛口なツッコミが炸裂する。

その後も笑いに包まれながら、サシ飲みトークがくり広げられていく。

そんななかで、お酒も進み、仕事についての熱いトークでは、20代の小笠原に向けて、森久保から「20代の特権って、“自分のために生きる”ってことを精一杯やっていい、逆にやっていかなきゃだめだと思う」「歳を重ねるごとに、“自分だけのためにって生きる”って生きづらくなってくるのよ。それをポジティブな勢いとしてまわりが感じてくれるのって、20代の特権だと思う。実際、俺もそうやって、まずは自分がでかくなること、成長することだけを考えてやってきたし、故に失敗して痛い目に会うこともあったけど、その経験が30代、40代に活きて、今があるから。あの時に遠慮してちぢこまって生きてたら、たぶん今の自分はないし、まわりに感謝する意味とか、そういうのが身についてなかったんじゃないかなって思うんだよね」と自身の経験談を踏まえつつ、20代のうちにわがままを貫いて、さまざまなチャレンジをする重要性を語った森久保に、小笠原も真剣に耳を傾け、大きくうなずいていた。

■最後に

そして、ふたりのサシ飲みもあっという間に終盤に近づき、最後に「こうやって、(若い世代と)飲んだり、話したりするのって、俺も勉強になってるの。だってない感覚だもん。文化が違う。でも、そこを盗まないと。この世代が文化を回してるんだから」と森久保は若い世代と飲む楽しさについて語る。

変わらない向上心を見せた森久保に、小笠原は「後輩側から、真に先輩から盗むべきもの、学ぶべきものって生き様なんです」と返し、「アーティストのライブ、その人のトークショー、そこにずっとついてきてるファンって、何を見にきてるかって、たぶんその生き様、人間じゃないですか」「年齢もそうだし、経験を重ねて、やっとにじみ出てくるものなので、僕らがいちばん見るべきものって、そこだなって強く感じてます」と常に大きな背中を見せてくれる先輩への熱い思いを語った。

森久保祥太郎が出演する「声優と夜あそび ウォーカーズ」/(C)AbemaTV,Inc.