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1979年に第1弾作品をリリースした後、現在に至るまで40年以上にわたりさまざまなジャンルの実力派女性ヴォーカリストに拘った作品をプロデュースするというポリシーを掲げて発足された〈CRYSTAL BIRDレーベル〉。今回、島田歌穂関連作品8作品のほか、沢田久美子、JOY、井田リエ & 42nd STREET、小田陽子の全14タイトルが配信開始となる。
2024年、デビュー50周年を迎える島田歌穂本人による各作品のセルフライナーノーツをお届けする。
DISTRACTIONS



私にとって2枚目のアルバムになりますが、1枚目は企画物だったので、制作段階から携わらせていただいたこのアルバムが実質ファーストアルバムと言えるかもしれません。
オリジナル曲では初めて作詞にも挑戦しました。このアルバムのトピックは、なんと言っても、ポール・マッカートニーの「DISTRACTIONS」を湯川れい子さんの訳詞によりカバーさせていただいた事でしょうか。そのままアルバムタイトルにさせていただきました
All you need is music


オリジナル曲カバー曲、ともに思い出深い曲が詰まっているアルバムです。
大好きだったビージーズの「HOLIDAY」、Charさんの「気絶するほど悩ましい」、ジョン・レノンへの追悼の意をこめた「All you need is music」。
こころの翼〜For Your Dream〜」は、前年に亡くなった母への想いを込めて詞を書かせていただきました。
I’m just a woman


有難くもコンスタントにアルバムを作らせていただき、どんどんアルバム作りの作業が楽しくなってきた頃です。タイトル曲の「I’m just a woman」は、小林明子さんの曲に私が詞を書かせていただいた忘れられない曲です。荒井由美さんの「翳りゆく部屋」にも挑戦。
そして、後に伴侶となる島健に初めて曲を書いてもらい、美しく切ないメロディーにインスパイアされてあっという間に詞が書けてしまった、いわば初めての共同作業、夫婦の原点の曲「冬の雨」も大切な一曲です。
Loving My Soul


数々のヒットソングを手がけられた大村雅朗さんにサウンド・プロデュースをしていただいた超クールでポップなアルバム。秋元康さん、林哲司さん、松井五郎さん、康珍化さん、中西圭三さん、そして山川啓介さん、と名だたるヒットメーカーの皆様に詞・曲を提供していただき、L.Aのミュージシャンにも参加していただいた贅沢な一枚です。
山川啓介さんに日本語詞を書いていただいたRichard Marxの「WAITING FOR YOU (RIGHT HERE WAITING)」は、これからもずっと歌い続けていきたい一曲です。
Will You Dance?


大の洋楽好きの私にとって、ずっと念願だった初の洋楽カバーアルバム。
1970年代のヒットソングの中から厳選した名曲たちに、恐れ多くも、すべて私自身で日本語詞を書かせていただきました。そして、L.Aにてのレコーディング!本当に刺激的な素敵な経験でした。ドゥービー・ブラザーズカーペンターズシカゴエルトン・ジョン
クリスタル・ゲイル、ビージーズ、10cc、キャロル・キング、ジョン・レノンジャニスイアン…。アーティストの名前を挙げただけであらためて感動してしまいます。
間違いなく私の宝物のアルバムです。

『HOTEL』Original Soundtrack



ドラマ『HOTEL』の主題歌、挿入歌を歌わせていただけた事は本当に幸せな事でした。
時を経て今でも、『HOTEL』シリーズの曲を懐かしく思い出して下さる方がいらして、本当に嬉しい限りです。海外のヒットソングに、すべて秋元康さんが素敵な日本語詞を書いて下さいました。これからも大切に歌わせていただきたいと思っています。
now and forever


洋楽カバーアルバムの嬉しい第二弾!
島健プロデュースによりL.Aにてレコーディングしました。
第一弾に続いてドゥービー・ブラザーズエルトン・ジョン、そしてギルバート・オサリバン、マイケル・フランクス、リチャード・マークスクリストファー・クロス、ナタリー・コールなどの珠玉の名曲に、また私が日本語詞を書かせていただき、L.Aの超トップ・ミュージシャンの方々が島健サウンドを素晴らしく表現して下さって、まさに夢のような時間でした。70年〜80年代の洋楽ポップスがお好きな方には是非ぜひお聞きいただきたいアルバムです。
Duo K & K in Ballade


94年に結婚してすぐに、島健とのDuoコンサートをスタートしました。
ピアノとヴォーカルのみで、ジャズ、洋楽ポップス、ミュージカル、オリジナル、J-Pop、日本の歌、民謡まで、様々なジャンルの曲をどう表現していけるか、あれこれ挑戦し続けて今日に至ります。このアルバムは私たちのDuoの活動の原点の一枚です。
オリジナル曲とともに、井上陽水さんの「いっそセレナーデ」、そして、Duoをスタートするにあたり矢野顕子さんの弾き語りで大きくインスパイアされた一曲、宮沢和史さんの「中央線」をカバーさせていただきました




島田歌穂 キング・イヤーズ セレクション

女優・歌手として、舞台、コンサートと幅広く活躍している島田歌穂ご自身の選曲によるキングレコード時代からのプレイリストセレクション





◾️各配信サービスはこちら
https://lnk.to/kahoshimada_selection

◾️島田歌穂 関連8作品はこちら
https://bio.to/KahoShimada_KR




島田歌穂 Musical, Musical, Musical!! vol.4

[出演]島田歌穂
[ゲスト]上白石萌音
[音楽監督]島健
[日時]7月21日(金)  18:00開演
[会場]東京・新宿文化センター 大ホール
[問い合わせ]チケットポート 03-6327-3710
[情報サイト]https://www.ticketport.co.jp/lp/musical4/
島田歌穂、キングレコード時代に残した自身の諸作品を語る