アヤックスは7日、昨季までCEO(最高ファン・デル・サール氏経営責任者)を務めたエドウィン・ファン・デル・サール氏(52)が脳出血でICU(集中治療室)に入院していることを明かした。

アヤックスの発表によれば、ファン・デル・サール氏はクロアチアで休暇を過ごしていた際に脳出血を発症。現在はICUで治療を受けており、様態は安定しているとのことだ。

現役時代はオランダ代表の守護神として130試合に出場したレジェンド。クラブレベルでもアヤックスの他、ユベントス、フルアム、マンチェスター・ユナイテッドでプレー。2011年7月に引退していた。

引退後は古巣のアヤックスにマーケティング・ディレクターとして復帰すると、2016年11月にCEOに就任。在任期間にアヤックスは更なる成長を果たし、エールディビジでは3度優勝、KNVBベーカーでも2度優勝。また、チャンピオンズリーグ(CL)でも2018-19シーズンにベスト4入りしていた。

しかし、昨シーズンはエールディビジで3位フィニッシュとなり、14年ぶりにCL出場権を逃すと、2025年まで残っていた契約を解消し今年5月末に退任を発表していた。

なお、アヤックスはより具体的な情報が入り次第、最新情報を提供すると発表している。