ダイアナ妃は、チャールズ国王との結婚が「長続きしない」ことを知っていたと、ダンサーのウェイン・スリープ(74歳)が明かした。

映画「リトルダンサー」のモデルと言われているウェインは、1985年ロイヤルオペラ・ハウスで開催された毎年恒例のクリスマス・パーティーでのサプライズ・パフォーマンスに先立ち、妃にレッスンを施したことがきっかけで友情を築いたという。

ウェインはガーディアン紙に次のように語った。

「彼女はとてもシャイでした。息子たちのことを話していました。彼女はパーティ好きではありませんでしたが、ドレスアップするのが大好きでした」

チャールズ国王との間にウィリアム皇太子(41歳)とハリー王子(38歳)をもうけたものの、1992年に離婚した故ダイアナ妃。彼女が幸せだったかと尋ねられたウェインは「いいえ。彼女は何をやっても長続きしないと悟っていました。彼女はすることすべてが間違っているように思っていたんです。でも僕らには関係のない事ですよね」と語る。

またウェインは、2020年のネットフリックスドラマ「ザ・クラウン」に登場する、ダイアナ役のエマ・コリンとウェイン役のジェイ・ウェブのダンスシーンを称賛。「彼らはとてもうまく演じていたと思いますよ」と語った。

他にもウェインは同インタビューで、クイーンのフロントマンである故フレディ・マーキュリーとも親交があり、病気で交渉を開始できなくなる前に、ロイヤルオペラ・ハウスでのコラボレーションの可能性について話していたことや、英アーティストのデイヴィッド・ホックニーが自身のバレエ・クラスの絵を描きに来たときに知り合い、酔っ払って、ロシアの国歌を何度も演奏したことを振り返った。