マンチェスター・Uスペイン人GKダビド・デ・ヘアが8日、自身のSNSアカウントで同クラブからの退団を発表。ファンへの感謝をつづった。

 2011年にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・Uに加入したデ・ヘアは、同クラブの守護神としてこれまで545試合に出場し、190回のクリーンシートを記録。プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップ、そしてヨーロッパリーグといった数々のタイトル獲得に貢献。今季も全38試合に出場し、新シーズンのチャンピオンズリーズ出場権獲得に成功したチームを最後尾から支えたが、クラブとの契約が6月末に満了を迎え、今後の動向が注目を集めていた。

 デ・ヘアは、自身のツイッターを更新し、以下のメッセージを投稿。自身をサポートしてくれたファンへの感謝と共に、新たな挑戦に向けた決意を伝えた。

マンチェスター・Uのサポーターに別れのメッセージを送りたいと思う。

この12年間の愛に揺るぎない感謝とお礼を伝えたい。親愛なるサー・アレックス・ファーガソンが、私をこのクラブに連れてきてくれてから、私たちは多くのことを成し遂げてきた。このシャツを着るたびに信じられないような誇りを感じ、チームを率い、この世界最大のクラブを代表することは、数少ない幸運なフットボーラーにしか与えられない名誉だった。

ここに来てからは、忘れられない成功の連続だったと思う。若くしてマドリードを離れてから、私たちがこれまで一緒に成し遂げてきたことを、成し遂げられるとは思っていなかった。
今は、新しい挑戦をして、新しい環境でもう一度自分を追い込むのに相応しい時だ。

マンチェスターは常に僕の心の中にある。マンチェスターは僕を形作ってきたものだし、これからも離れることはないだろう。

私たちは全てを見てきた。」

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