パリ・サンジェルマン(PSG)は9日、バイエルンからフランス代表DFリュカエルナンデス(27)の獲得を発表した。5年契約での加入となる。

2019年夏にアカデミーから過ごすアトレティコ・マドリーを離れ、バイエルン入りしたが、ケガがつきまとったリュカ。昨季もカタールワールドカップでの右ヒザ前十字じん帯断裂という重傷から、失意の1年に終わった。

それでも、バイエルンクラブからは2024年までの現行契約を巡って更新話があったが、選手本人に移籍願望があり、PSG行きの運びに。移籍金は総額4800万~5000万ユーロ(約74億7000万〜77億9000万円)ほどとされる。

2028年までの契約にサインしたリュカはクラブの公式サイトで「本当にワクワクしているよ! PSG入りはずっと待ったことで、ついに叶ったんだ。僕にとって特別な日だし、ここに来られてすごく嬉しいよ」と喜びに浸った。

来季からルイス・エンリケ監督が率いるPSGは今夏の来日も迫るなか、即戦力としてミラン・シュクリニアル、マルコ・アセンシオ、マヌエル・ウガルテ、イ・ガンインを獲得。リュカが5人目の加入者となっている。