日本オリジナルのK-POPバラエティ番組「let me Know K-POP!」の第9回目に、番組MCのイ・セロム率いるfromis_9(プロミス ナイン)が登場。最初から最後まで元気いっぱいでアクティブな魅力を全開にした。

【写真】イトゥク、キム・ジェファンと共に番組MCを務める、今回のゲスト・fronis_9のセロム

■1年ぶりに韓国でカムバックしたfromis_9

「let me Know K-POP!」は、毎回1組のK-POPアーティストをゲストに迎えて、その魅力を、スペシャルライブ、トーク、ゲーム…とあらゆる面からたっぷり堪能できるK-POPファン必見の番組。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」とサービス提供中の「ひかりTV」で独占配信中。毎週木曜日に新しい回が追加される(※休止の場合あり)。

SUPER JUNIORのリーダーのイトゥクWanna One出身のシンガーソングライター、キム・ジェファン、そして、今回のゲスト・fromis_9のキャプテン、イ・セロムの3人が、MCを務めている。

fromis_9は、8人組のガールズグループ。2017年にサバイバル番組「アイドル学校」で勝ち抜いたメンバーで結成された。グループ名は「ファンにとって最高のグループになるという約束(プロミス)」の意味が込められている。今年2023年6月に韓国で1年ぶりのカムバック。1stフルアルバムとなる「Unlock My World」のタイトル曲「#menow」は、歌番組で1位を獲得した。

■セロムのMC姿に、メンバー興味津々

スペシャルライブの1曲目は、その「#menow」。飾らない堂々とした、ありのままの私を見て」と相手に訴えかける、力強いメッセージのミドルテンポの曲だ。

歌が終わり、セロムはfromis_9のメンバーとして挨拶した後、MC側に移動。すると、7人から「わぁ~MCだぁ」と声が上がる。見慣れないキャプテンの姿が楽しいようだ。一方セロムは「メンバーはからかうのが好きなので、先週から緊張してました」との事。だがMCの顔に戻り、メンバーに「今日はどんな姿を見せてくれますか?」と質問。するとジウォンが、「たくさんの方が、私たちがバラエティでかわい子ぶってる、と誤解してるんです」と言い、チェヨンも「これが普通なのに」と乗ってフザケる。今日は「#menow」の歌詞のように飾らない彼女たちが見られそうだ。

■魅力アピールコーナーは、体力アピール?

最初のコーナー「Fill in the Blanks」からメンバーたちはハイテンション。イトゥクがメンバーにセロムのMCぶりを尋ねると、チェヨンが「セロムはMCを始めてからとても成長した」と話し始めた。「インタビューの時、今までだったら恥ずかしがって上手く話せなくて、やり直すこともあったけど、今はしっかり受け答えできてる」と、話せなかった頃のセロムのモノマネ付きでチェヨンが語ってくれた。

ナギョンが「お菓子を音を立てずに食べられる」と、スナック菓子を噛む音をさせずに食べる特技を披露した後、コーナーが本格スタート。まずは、ジウォンが「パク・ジウォンは筋肉富者だ」と自己アピールし、アームバーを1分間に何回開閉できるかを披露した。そして、彼女の記録に他のメンバーたちも次々に挑んだ。

ウソ発見器で大盛り上がり

次は、セロムの番。「イ・セロムは○○だ」の空白を推測するうちに、メンバーたちはセロムのMCイジリを(笑)。イトゥクが、ゲームコーナーでのセロムの活躍を話すと、「ゲームで活躍!?」と、メンバービックリ!グループの中では一番ヘタで、誰もセロムとは組みたくないほどだそう。「番組では、ゲームのエース」と聞いて、皆信じられな様子だった。

セロムのアピールは、「石仏」(感情が表に出ない人の例え)との事で、ウソ発見器でそれを確認してみることに。セロムのチェックが終わるや否や、イトゥクジェファンの手を掴んで、「どうしてもききたい事がある」と、機械にセッティング。そして、「メインMC・ イトゥクの座を奪いたい?」と質問。ジェファンは大声で「いいえ!」と何度も言ったが、ジェファンの手に電流が走って、ジェファンは大慌て。

すると、今度はセロムがイトゥクの手をセッティング。そして「セロムとジェファンは、あまり役に立ってない」と質問。この質問にジェファンも「いいね!ずっと気になってたんだ」と大喜び。ウソ発見器の判断に、全員大盛り上がりとなった。

その後、痛みをガマンできるソヨンの方が石仏では?という話になり、「fromis_9の石仏」の称号を目指して、全員で健康サンダルを履いて片足相撲を。トーナメント方式で勝者を決めることになった。

サマークイーンを目指すfromis_9

アピールコーナーで体力を使いまくった8人。次の曲は、そんな彼女たちにぴったりなサマーナンバー「Stay This Way」を。セロムが「私たちはサマークイーンを目指してるので、聴くだけで涼しくなる曲です」と紹介してパフォーマンスが始まった。

続くゲームコーナーでは、チームワークの良さを披露。年上vs年下チームに分かれて、風船運びリレーで熱くなった後、ここまでの元気な姿から一転して、情感あふれるメロディと歌声が際立つせつないバラード「Blind Letter」をしっとり披露した。

大縄跳びで記録を作る!?

今日は最初からずっとカラダを張りまくってきた彼女たちだが、最後のコーナー「Jumpresent」でもまだまだ元気。MC陣が「Jumpresent!」と言いながらジャンプするのを見て、「カワイイ!やりたい!」と全員でマネをする。この勢いで大縄跳びもオマカセ!…となると思いきや、「100回跳べたらコーヒー車のサポート」と聞いて、100回なんてムリ…と一気に弱気に。だがスグに気を取り直して、全員でかけ声をかけて、やる気を見せた。現在の記録110回を超えるべく、130回を目標に挑戦し、ある意味、記録を作った彼女たちの結果をお楽しみに。

■「思い浮かべたら幸せで嬉しくなるグループになりたい」

最後まで全力で楽しんだfromis_9。「セロム姉さんがMCということで、楽しみにしてたんですが、思った以上に上手で驚きました。これからも楽しくできるように応援してます」と、ジホンがセロムにエールを。そして、ソヨンは「一生分の運動をした気がします。楽しかったです」と笑顔で収録を振り返った。そして、どんなアーティストになりたいかときかれたチェヨンが「fromis_9を思い浮かべると幸せで嬉しくなる、そんなグループになりたいです」と語った。

そして最後にセロムが「今日、私たちが全員で出演することができて本当に嬉しかったです。私たち6月にカムバックするから是非期待してください」と、流ちょうな日本語で挨拶。メンバーもイトゥクも「さすが!」と大絶賛だった。

◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部

元気いっぱいの姿で魅了したfromis_9/(C)NTT DOCOMO, INC.