マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が功労者への敬意を示した。イギリス『ミラー』が伝えている。

ユナテッドの正GKという誉れ高き地位を12年間守り続けた元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(32)。しかし、ここ数カ月にわたって注目されてきたクラブとの契約延長交渉は最終的に破談となり、契約満了に伴う退団が決まった。

一方のテン・ハグ監督は2023-24シーズンに向けて新たな守護神を探しつつ、デ・ヘアの契約延長も熱望してきたと報じられている。残念ながらクラブを去ることとなった長年の功労者に対し、指揮官は感謝の言葉を贈っている。

「ユナイテッドのようなクラブでは、たった1試合プレーするだけでも素晴らしいクオリティと人格が求められる。(デ・ヘアが)12年間で545試合も出場したというのは特別な功績であり、とりわけ毎試合大きな注目を集めるGKというポジションにおいてはそれが際立つ」

「ファン投票、チームメイト投票のクラブ年間最優秀選手賞をそれぞれ4度も受賞しているね。これは彼のパフォーマンスが素晴らしかったことを意味し、クラブ史における最高のGKの1人として記憶されていくべきだと思う」

「私個人としても、昨シーズンのクリーンシート25回、そして1年目の新参者であった私を助けてくれた貢献に感謝している。選手・スタッフ全員が彼の素晴らしいキャリアにおける次のステージでの成功を願っているよ」