英治出版株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:原田英治)刊行の『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』が、日本の人事部「HRアワード2023」(主催:「HRアワード」運営委員会、後援:厚生労働省)の書籍部門に入賞しました。また、7月10日より、「HRアワード」公式サイトにて、最優秀賞・優秀賞候補を選出する投票受付が始まりました。

■書籍紹介

『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』

ティール組織、パーパス経営、自律分散型組織など、新しい組織のあり方が続々と紹介されています。

本書は、人々の活動を「組織」ではなく、「ソース(創造の源)」である個人から始まるイニシアチブ(創造活動)と捉える新しい考え方「ソース原理」についての、初めての翻訳書です。

『ティール組織』著者のフレデリック・ラルー氏が出版後のビデオシリーズで「もし事前に知っていたら、本で必ず紹介していた」として「ソース原理」について度々触れていたことからも注目を集め、世界中でソース原理の探求と活用が広まっています。

ソース原理とは、スイス人の思想家ピーター・カーニック氏が見出した創造的な活動の原理原則のことです。そのソース原理を、起業家のトム・ニクソン氏が自社やクライアント向けにソース原理を実践した経験から、イニシアチブの立ち上げから、組織づくり、採用、事業承継、お金との向き合い方まで具体的な実践方法を示したのが本書です。

本書の特徴は「トップダウンとボトムアップの力を創造的に活かす」ことです。トップダウンの罠(ビジョンの押しつけや従来型の上下関係)にも、ボトムアップの罠(皆の意見を尊重しすぎて意思決定できない硬直状態)にも陥ることなく、それぞれの良さを活かしながらあらゆる人の思いと責任感を統合していくあり方を提示しています。

翻訳者は、ソース原理について日本でいち早く探求されてきた令三社の山田裕嗣氏、青野英明氏、嘉村賢州氏(『ティール組織』解説者)。訳者まえがきやコラム等で日本人読者向けの知見も提供されています。

個人の人生のあり方から他者との協力関係の築き方まで、新しいレンズを提供する1冊です。

『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』を応援いただける方は、ぜひ投票ください。

入賞の詳細:https://jinjibu.jp/hr-award/prize.php#prize2

投票はこちら:https://jinjibu.jp/gfrm/eventEnquete/award-23-0001/form/

書籍詳細:https://www.amazon.co.jp/dp/4862763324/

■著者、翻訳・監修者紹介

【著者】

トム・ニクソン Tom Nixon

起業家、コーチ、アドバイザー、アクティビスト。最初に起業した会社はヨーロッパで初めてとなるソーシャルメディア専門の広告代理店を創業して参加型の組織文化を育み、WorldBluの「世界で最も民主的な職場」のリストに7年連続で選出。

現在はパーパス志向の創業者やチームに対してコーチングや助言をおこなっている。また、従来のヒエラルキーにとらわれずに、ソース原理に則ってイニシアチブを可視化するツール「Maptio」を開発、展開している。

21世紀型のビジネスや組織のあり方を模索する「Meaning Conference」のディレクターも務める。組織や創造性に関する講演多数。

妻と娘と共に、イギリスブライトンに在住。

【翻訳・監修】

山田裕嗣 Yuji Yamada

令三社代表取締役。株式会社セルムで人材育成・組織開発のプロジェクトに携わったのち、株式会社サイカの代表取締役COO、株式会社ABEJAの人事責任者などを務める。2018年には次世代の組織のあり方を探求するコミュニティとして一般社団法人自然経営研究会を設立。2021年に令三社を共同創業。

青野英明 Hideaki Aono

令三社取締役。青野税理士事務所代表。2009年より税理士として、税金の計算のみならず、企業と人の永続的発展のためのコンサルティング業務を行っている。マーケティング・資金繰り・管理会計を通じて、顧客のマインドセットと経営をオープンにしながら、人々の可能性を最大限に解放することが人生の喜び。

嘉村賢州 Kenshu Kamura

令三社取締役。東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授。場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事。「未来の当たり前を今ここに」を合言葉に個人・集団・組織の可能性をひらく方法の研究開発・実践をおこなっている。解説書に『ティール組織』(英治出版)、共訳書に『自主経営組織のはじめ方』(英治出版)、共著書に『はじめてのファシリテーション』(昭和堂)などがある。

■日本の人事部「HRアワード」とは

人・組織に関する取り組みを対象にした表彰制度。優れた取り組みを表彰することによって人事パーソンに新たな知見やノウハウを共有し、全国の企業の発展につなげていくことを目指しています。最優秀賞・優秀賞は、全国の『日本の人事部』正会員による投票で決定。本年で12回目を迎え、公正な運営方法と人事パーソンが選考に携わる納得感から、HR関連で最も権威ある賞として、多くの人事に支持されています。

「HRアワード」公式サイト: https://jinjibu.jp/hr-award/

■お問い合わせ

英治出版株式会社

E-mail:editor@eijipress.co.jp

配信元企業:英治出版株式会社

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