チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督がかつての愛弟子を気にした。

その愛弟子とはトッテナム時代に自身のもとで大きな輝きを放ったエバートンの元イングランド代表MFデレ・アリだ。今やすっかりとスター街道から外れてしまったが、ポチェッティーノ政権下のトッテナムでは飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

ポチェッティーノ監督とのタッグは2015年夏から2019年途中までで、2016-17シーズンは公式戦50試合で22得点13アシスト。翌シーズンも14得点17アシストの活躍をして、ロシアワールドカップ(W杯)の代表入りも遂げた。

だが、ポチェッティーノ監督が2019年11月に解任されてからは伸び悩み、2022年1月からエバートン、ベシクタシュと転々。昨季に再起を期してローン加入したベシクタシュではシーズン途中に構想外になる屈辱も強いられた。

新シーズンからチェルシーの再建を託され、プレミアリーグの戦いに再び身を投じるポチェッティーノ監督だが、イギリスメトロ』によると、路頭に迷う27歳の愛弟子を慮り、復活の力になれればと語ったようだ。

「時間があれば電話をして様子を見たいと思う。彼は素晴らしい男だし、少し話をして、聞いてみたい」

「彼の助けになりたいし、何が起こっているのかをみたい。彼はまだ若い。そして、彼には間違いなくメンタリティがある」

「彼と話をしてから、ずいぶんと経つが、改めて連絡を取って、現状を確かめたいと思う」