歌手マドンナ(64)が先月に細菌感染症で緊急搬送されて以来、初めて公の場にいる姿が目撃された。マドンナは友人と見られる女性と一緒にニューヨークの街角を散歩していたという。現地メディアによると、マドンナは日曜日の午後、女性と楽しそうに会話をしながらゆっくりと歩いていたそうだ。

マドンナ現地時間6月24日に深刻な細菌感染症を発症しニューヨークの病院の集中治療室に入院した。彼女のマネージャーが声明文で「健康状態は回復している」と発表するも、7月に開幕予定のワールドツアーは延期すると伝えた。

当時、マドンナは意識のない状態で発見され、緊急搬送されたと現地メディアが報じていたが、のちに意識を取り戻したことを伝えていた。そして29日には、彼女が搬送先の入院から退院し、民間の救急サービスによってニューヨークの自宅に帰宅したと報じられた

そんなマドンナが緊急搬送されて以来、初めて公の場にいるところが目撃された。ニューヨークを拠点に活動するジャーナリストのローレン・コンリンさんは現地時間9日、街角で見かけたマドンナの姿を自身のTikTokに公開した。

映像が始まると、ローレンさんが現れ「今日、外出中に誰を見たと思う? 元気そうだったわよ」とカメラに向かって語りかける。

そしてマドンナが友人とみられるブロンドヘアの女性と一緒に、ニューヨークの街角に立つ様子が映し出された。

マドンナは大きなサングラスとつばの広い帽子を被り、黒いTシャツと半ズボンを着用している。ショルダーバッグをたすき掛けして、ナイキのスニーカーを履いたアクティブな装いだ。街灯に片手を当てて立ち、もう片方の手で遠くを指さしながら、隣に立つ女性と会話をしているようだ。もう1枚の写真では、2人が横断歩道の前に立つ後ろ姿が捉えられていた。

米メディア『Page Six』によると、マドンナと女性が目撃されたのは、ニューヨークイースト80thストリートレキシントン・アベニューの交差点にある横断歩道前だという。

同メディアの情報筋は、マドンナが現地時間9日午後に街を散歩しながら一緒にいた女性と楽しそうに会話をしていたと証言している。歩行は困難に見えなかったものの、時間をかけてゆっくりと歩いていたそうだ。

マドンナは緊急搬送される前、今年7月に開幕予定だったワールドツアーに向けて、一日12時間に及ぶ過酷なリハーサルを週6日間続けていた。これに加えて歌手ケイティ・ペリーとのコラボも計画していたようで、入院する前日にはケイティとの極秘レコーディングを行っていたと報じられた。

マドンナは集中治療室に入院するも数日間は容態が不安定であったため、親族が「家族は最悪の事態に備えていた」と明かしていた。

画像は『Madonna 2023年6月18日付Instagram「Happy Father’s Day to.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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