平野紫耀

7日、元King&Prince平野紫耀神宮寺勇太が、滝沢秀明氏の立ち上げた会社「TOBE」へ合流することを発表した。ジャニーズ時代、目立った接点のなかった平野と滝沢氏が手を組んだことに、業界内でも驚きの声があがっている。

2人には、「共通の夢」があって…。

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■様々な説が取りざたされた平野

平野紫耀・神宮寺勇太

平野と神宮寺5月22日キンプリを脱退し、ジャニーズ事務所も退所した。退所後の「進路」に関して、平野は元メンバー・岩橋玄樹との合流や韓国の芸能事務所への移籍、はたまた中国進出など、様々な説が取りざたされていた。

だが、七夕に発表されたのは、神宮寺と揃って滝沢氏の「TOBE」へ合流することだった。同社には、元V6・三宅健も合流しており、今後の活動に注目が集まる。


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■「接点が少なかった」平野と滝沢氏

あるテレビ局関係者は、ジャニーズ時代、平野と滝沢氏の接点はほとんどなかったと話す。

「接点と言えるのは、2019年に平野さんと永瀬廉さん、高橋海人さんが主演を務めた舞台『JOHNNYS’ IsLAND』くらいでしょうか。この舞台で滝沢さんは、演出サポートを担当していましたからね。ただ、滝沢さんがプロデュースしてきたのは、Snow ManやSix TONES、Travis Japan(トラビスジャパン)などで、キンプリとはあまり関わりがありませんでした。だから、今回、平野さんと神宮寺さんが『TOBE』に合流したことに驚きましたよ」(テレビ局関係者)。

本人達しか知らない場で関係を深めていたのだろうか…。


■タキツバ時代から海外に注力

昨年11月、平野はジャニーズを退所する背景に、海外への強い思いがあったことを明かした。この度、手を組んだ滝沢氏も海外に目を向けていたようだ。

「滝沢さんがタッキー&翼として活動していた2015年、『滝沢歌舞伎』のシンガポール公演を開催しました。彼は早くから国内だけでなく、海外でジャニーズのエンターテインメントを広げようとしていた印象です。平野さんとも共通する部分があったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)。

今後、そんな滝沢氏のもと、平野がどんな“夢物語”を作るか、期待がかかる。


■「ジャニーさんの夢だった」

「海外進出」は、本人達の目標であることに加えて、「あの人」が望んでいたものだったという。前出のテレビ局関係者が続ける。

「亡くなったジャニー喜多川さんは、自分のタレントをアメリカのステージに立たせたがっていました。平野さんと滝沢さんは、そんな恩師の夢に深く共感していた印象です。平野さんは自ら音頭を取って、キンプリメンバーとアメリカに渡ってヒップホップダンスのレッスンを受けていましたし、滝沢さんもTravis Japanの世界デビューという偉業を成し遂げました。形は違えど、2人共ジャニーさんの思いを受け継ぎ、世界へ羽ばたこうとしていたんですよ」(前出・テレビ局関係者)。

平野は世界に向かって突き進む上で、滝沢氏という心強い味方ができた。「アーティスト・平野紫耀」が、世界で“気がつきゃトップ独走”する日も遠くない!?

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

平野紫耀、滝沢秀明氏と合流の裏にあった「共通の夢」 ジャニーさんの思いも受け継ぎ…