インクルTech(※1)で社会課題を解決するスタートアップ・株式会社Lean on Me(本社:大阪府高槻市、代表取締役:志村駿介、以下「リーンオンミー」)は、2024年4月から全ての民間事業者に合理的配慮が義務付けられる一方で、「見た目でわかりづらい障がい」への対応を学ぶ機会がない現状を受け、特に対応機会の多い接客業・窓口業務・サービス業の中小企業も取り掛かりやすいよう”投げ銭方式”を採用したオンラインのトレーニングキットを開発しました。15分のオンライン動画・資料・確認テストをセットにした「合理的配慮トレーニングキット」を、7/10~8/9までの期間限定オンライン申込みにて、ご希望の全事業者に向けて配布するキャンペーンを開始しました。キャンペーンサイト:https://leanonme.co.jp/gouriteki/

※ 1.インクルTechとは、インクルージョン(Inclusion)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、SDGsに関心が高まる今、ソーシャルな課題の中でも、多様性の包摂を実現するテクノロジーを意味しております。

  • 【背景】                                         

これまで事業者による合理的配慮の提供は「努力義務」とされていましたが、2021年5月に障害者差別解消法が改正され、義務化されることになりました。ESG(※2)やSDGs(※3)などにより、企業の社会的責任が問われていく一方で、合理的配慮については中小企業を中心に「必要性を強く感じているものの、事前準備や対応が追いついていない」との声も数多く聞かれるのが現状です。特に、身体障がいのある方に向けての合理的配慮(車椅子や筆談対応)は徐々に知られてきた一方で、見た目で分かりづらい障がい(知的障がい、発達障がい、精神障がい 等)に関する認知度はいまだに低く、対応に苦慮される企業が多いです。また障がいのある当事者も、行きたい場所に行けない、利用したいサービスを利用できないなど、双方にとって社会の中の「障害」は大きな問題であるにも関わらず、対応のための情報を得る機会は非常に少ない環境にあります。

一方で、コロナ禍の後の波を抜けようと日々事業に取り組んでいる中小企業において、昨今では商品に関してだけでなく、接客に関する口コミ投稿等が事業運営に大きな影響力がある背景もあり、そのような配慮への効率的かつ効果的な取り組みは多くの事業者に求められています。

そこで、大阪関西万博を運営する公益社団法人2025年日本国際博覧会協会とLean on Meがアドバイザリー契約を結んだ際に、職員の方の研修動画として作成したコンテンツを元に民間事業者の方を対象の「合理的配慮トレーニングキット」をリリースする運びとなりました。

※ 2.環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)による、企業の長期的な成長のために必要な3つの基準

※ 3.「Sustainable Development Goals」の略。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標

  • 「合理的配慮トレーニングキット」概要                           

以下の内容をGoogleフォームに設定した状態で提供致します。

・15分で学べる!合理的配慮トレーニングムービー(約15分)

・15分で学べる!合理的配慮トレーニングムービー補足資料(6ページ)

・動画視聴後の確認テスト(10問)

  • 投げ銭”について                                     

今回の先行リリースにおいて、提供料金についてはお申込者様によって決定いただく”投げ銭”方式を採用致します。弊社では、企業規模や業界種別に関係なく、合理的配慮に早々に取り組める企業様が一社でも多く増えていくことを願っており、民間事業者様を応援する目的で実施するものです。合理的配慮トレーニングキットの申込みやご利用時点での料金発生等はございませんので、ぜひ1人でも多く方にご覧いただけるよう提供しております。

  • キャンペーン期間と申込み~利用の流れ                           

・申込み期間:2023年7月10日8月9日

・ご利用料金:¥0からの”投げ銭”方式

・お申込み~ご利用の流れ

 ※2023年7月10日8月9日のキャンペーン期間内に特設サイトよりオンラインお申込み

 ※お申込み受付後、メールにて「合理的配慮トレーニングキット」のURLを送付

 ※まずは2023年9月30日までトレーニングキットを何度でもご利用可能

 ※更に、メールにてお送りする状況調査・レビュー・投げ銭意向確認にご回答いただくと視聴期間を2024年3月31日まで延長

  • 弊社代表 志村駿介のコメント                                

僕にはダウン症のある弟がおり、母子家庭で育ちました。弟に障がいがあることが理由でいつも「すみません、すみません」と周りに謝っている母の姿を見て育ってきました。

弟が受ける悪気のないちょっとした差別に、心が痛んだことを覚えています。この経験が、私がLean on Meを創業し、障がいのある方々と共生する社会づくりに取り組む原動力となりました。2024年4月より障がいのある方への合理的配慮が義務化になります。今回僕たちが作ったのは約15分の短い動画ですが、僕たちの想いや当事者の想い、ご家族の想いが詰まっています。皆さんの今後の人生において、必ず障がいのある方と接する場面があると思いますので、ぜひ活かしてください。

最後に10問の確認テストがあるので満点目指して頑張ってください!

  • メディア掲載・出演実績(一部)                            

【TV】TOKIOテラス~MBS(2022年5月22日

https://www.mbs.jp/TOKIO_terrace/company/leanonme.shtml

【TV】Fresh Faces ~アタラシイヒト~BS朝日(2021年7月24日

https://www.bs-asahi.co.jp/fresh-faces/lineup/prg_325/

【Web】日経ビジネス「1分でわかる「起業家たち」のリンカク」(2021年5月7日

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00073/042800084/

【TV】25歳~情熱の原点~テレビ朝日(2022年6月1日

【新聞】日本経済新聞(朝刊)@EDGE(2021年6月2日

【新聞】日本経済新聞(2021年4月6日

  • 「スペシャル ラーニング」について                            

社会福祉法人など障がい福祉サービスに従事される職員様、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の従業員様、障がいのあるお客様の対応をされる従業員様を対象に、知的障がいや発達障がい、精神障がいといった外見からは気づきづらい障がいのある方と接する上で必要となる知識を動画で学ぶことができるオンライン研修サービスです。日常の支援でつまずいた時、自分がいま必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択して学ぶ(視聴する)ことで、障がいのある方への不適切な対応を事前に防止できるサポートツールです。

「スペシャル ラーニング」の詳細については、以下URLよりご覧ください。

https://portal.special-learning.jp

社名:株式会社Lean on Me

所在地:(本社) 〒569-0093 大阪府高槻市萩之庄5-1-1-502

    (大阪支社)〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島1丁目9番20号 新中島ビル8階GH

TEL:072-648-4438

設立:2014年4月1日

資本金:2億9,180万円(準備金を含む)

代表者:代表取締役 志村 駿介

URL: https://leanonme.co.jp

事業内容:障がいのある方への理解を深めるeラーニング「スペシャル ラーニング

配信元企業:株式会社Lean on Me

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