上原浩治氏YouTube

横浜DeNAベイスターズ読売ジャイアンツで活躍した元投手の山口俊氏が、上原浩治氏のYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。横浜時代に経験した驚きの年俸査定について語った。

【動画】山口氏が横浜時代を振り返る


■キャリアハイの成績を残すも…

動画では、横浜時代について語った山口氏。09年からクローザーに転向し、2010年、2011年に2年連続で30セーブを挙げた当時の年俸が1億円だったことを明かす。

翌2012年には60試合に登板し、1勝2敗22セーブ、勝率3割3分3厘、防御率1.74という成績を残したことに触れ、「年俸いくらでしょう?」と上原氏にクイズを出題。

当時の横浜はBクラス続きの“暗黒時代”で、同年も最下位に終わっていたが、上原氏は「そこを差し引いても、イチゴー(1億5,000万円)はほしいね」と年俸アップを予想した。


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■「テーブルひっくり返してる」

山口氏は、「1発目の契約、ダウンです」と、まさかのダウン提示をされたことを明かす。「最初にダウン提示が来て『いやいや、勘弁してください』って。全部を加味して、『ダウンはないです』っていうところで(交渉して)、最終的には現状維持に落ち着いたんですけど」と語る。

この年俸査定に、上原氏は「俺やったらたぶん、テーブルひっくり返してる。マジで!?」と驚いた。


■球団側とわだかまり

当時のフロントとのやり取りについて、山口氏は「キャリアハイの成績を残していて、最下位とはいえ…このとき(セーブ)成功率が90%弱あったんですよ。2番目か3番目の成功率持ってたんです。で、当時のGMとかと、若かったんで言い合いとかしちゃって…」と、わだかまりが残ったことを振り返る。

これには上原氏も、「俺やったらたぶん次の年、(越年交渉で)自費キャンプしてるな…」と笑わせていた。


■「酷な話」「ヤバすぎる」ファンも驚き

山口氏の話に、ファンからは「さすがに60試合防御率1点台で減俸はヤバすぎる」「キャリアハイの成績を残してるのに減俸は酷な話ですね。山口選手はよく我慢できたと思います」「前年よりセーブ数が減ったとはいえキャリアハイにダウン提示はやる気なくす」と驚く声があがった。

中には、「個人としてはキャリアハイでも、チームの成績、集客、売上が悪くて利益が出ないときって給料上げるの難しいと思うけど」と球団側に理解を示す人もみられたが、「最下位やからこそ好成績の選手に金出すべきよな」との指摘も見受けられた。

■山口氏が横浜時代を振り返る

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(文/Sirabee 編集部・けろこ

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