10日、都内で行われた「ウクライナ危機500日 報道ブリーフィング」に、歌手のMISIAが登壇。支援団体とユニセフに3,000万円（2022年3月から2023年6月末まで）寄付したきたことを報告した。
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■寄付・チャリティ活動を続けてきたMISIA
MISIAはウクライナ危機が始まった直後のライブで反戦歌「花はどこへ行った」を歌唱し、以降ライブやメディアで歌や平和を希求するメッセージを発信。一般財団法人mudef（ミューデフ）のアンバサダーも務めており、自身のライブ会場でも募金箱を設置するなど、寄付・チャリティ活動を続けている。
現地の子供を含めた社会的に弱い立場の人々への「身体と心のケア」と「生活支援」、そして日本に避難している人々のサポートを行うため、支援団体とユニセフに3,000万円の寄付を実施した。
報道ブリーフィングに登場したMISIAは、ロシアがウクライナへの全面軍事侵攻を始めた2022年2月24日から500日以上経ってしまったことを受け「大変残念で悲しく感じております。今すぐに平和になってほしいと誰もが願っています」と声を震わせる。
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■今すべきことは…
「私のライブに以前、ウクライナの方々がダンサーとして参加してくださいました。彼らとは今も交流があって、ウクライナ危機の苦しみや悲しみを聞くために胸が苦しくなります」と語るMISIAは、「ウクライナの多くの子供たちに被害が及んでおります。そして、今も760万人もの子供たちが平和で安心な日々を奪われたままです」と訴える。
さらに「500日もの長く苦しい生活を強いられている子供たちの状況を、多くの方たちが関心を寄せていく必要があると思います。私もこれからもメッセージを発信し続けたいと思っております」と改めて宣言し、今夏に開催される平和について考え合う音楽フェスに参加することも発表。
「私たちが今すべきことは、手と手を取り合って共に生きていくこと。子供たちが戦争という暴力に怯えずに暮らしていける世界、そしてより良い世界へと進んでいくためにも私たちは尽力し、そして子供たちが置かれている環境に心を寄せていきましょう」と呼びかけた。
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（文／Sirabee 編集部・たつき あつこ 写真／HIRO）
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