11日、明治安田生命保険相互会社とJリーグは「明治安田ヴィレッジ」のオープニングセレモニーを実施した。

この「明治安田ヴィレッジ」は、「地元のひとが元気になる空間」をコンセプトとし、「文化」と「スポーツ」の発信を中心に行われる取り組みとなる。

東京では、丸の内仲通りを活用した「明治安田ヴィレジ・オープニングイベント with Jリーグ」が8日から23日まで開催されており、様々なイベントも行われる。そして、名古屋、大阪、福岡、札幌、新宿と今後も拡大していくことになるという。

オープニングセレモニーは、明治安田生命ビルで開催。明治安田生命保険相互会社の根岸秋男 取締役会長、永島英器 代表執行役社長、Jリーグ野々村芳和チェアマン、JリーグOB会で地元の元気プロジェクト アンバサダーの佐藤寿人 会長、Jリーグ特任理事で地元の元気プロジェクト アンバサダーの中村憲剛氏が参加した。

野々村チェアマンは「Jリーグがここで働くことになったということは、丸の内Jリーグにとってのホームタウンになるので、まずはこの丸の内を元気にできるような役割を明治安田生命様と担いながら活動していきたいなと。そして、丸の内から日本中の様々なところに元気を届けたい」と、今回の「明治安田ヴィレッジ」について語った。

OB会会長の佐藤氏は「明治安田ヴィレッジでも選手OBが活躍することはもちろん、Jリーグの主役は現役選手たちですが、自分たちOBももっともっとJリーグを発信していくというところで、この明治安田ヴィレッジでやっていきたいです」とコメント。中村氏は「丸の内からサッカーで、Jリーグで元気を届けることを嬉しく思っています」とコメント。「今回はスタジアムグルメがいくつかのチームから来ていて、食べられると思います」と、キッチンカーの宣伝も行っていた。

その後、ダーツを模したオープニングキックに佐藤氏と中村氏が挑戦。また今回キッチンカーとしても参加する水戸ホーリーホックの「大豆ミートバーガー」を考案した田島修太くん(中学1年生)も登場。小学生6年生の頃に環境問題を考え、水戸に提案するという行動力あるプロジェクト「新しいフツウを子どもたちからプロジェクト 〜大豆ミートバーガー編〜」は、「2023Jリーグシャレン!アウォーズ」で「明治安田 地元の元気賞」を受賞しており、水戸のホームゲームで食べられていた「大豆ミートバーガー」も「明治安田ヴィレッジ」で楽しむことができる。

セレモニー後には実際にキッチンカーの料理を楽しんだ3名。丸の内オフィス街で、外での食事を楽しんだ中村氏は「まさか丸の内ランチを食べる日が来るとは…」と現役時代では想像できなかった出来事に驚きを隠せず。それでも各クラブのスタグルを楽しんでいただけに、来場者も普段はスタジアムでしか楽しめないスタジアムグルメを、この機会に来場して丸の内で楽しんではいかがだろうか。