Hey! Say! JUMP中島裕翔が主演を務め、柄本時生が共演するPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』より、音月桂一ノ瀬ワタル、忍成修吾、石田佳央、屋比久知奈、中村梅雀の出演が発表された。

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 本作は、上野瞭が1982年に理論社より出版した同名の児童文学の傑作を、蓬莱竜太の脚本・演出により舞台化したもの。音楽は、NHK大河ドラマ『どうする家康』も担当する稲本響が務め、ドラマティックな物語にさらなる彩りを添える。

 峠に住む野良猫たち、しかしその峠は野良犬たちに狙われていた。統率力を持って動く犬たちに、勝手気ままに暮らす猫たちが住む峠が支配されるのは時間の問題であったが、危機感を持っていたのは猫の「片目」のみ。

 ある時、峠に記憶を無くした猫が辿り着いた。名前は「ヨゴロウザ」。名前からして飼い猫であったことは推察されるがそれ以外のことは何も覚えていなかった。「片目」は「ヨゴロウザ」と出会い、野良犬たちと対抗する組織を作るために「ヨゴロウザ」を峠のリーダーに担ぎ上げようとする。「片目」は「ヨゴロウザ」のことが気に入り、「ヨゴロウザ」は「片目」を慕った。

 そして「片目」は「ヨゴロウザ」に峠での生き方、戦い方など色々なことを教えていく。すると頑なな心を持った峠の猫たちも、リーダーシップを発揮していく「ヨゴロウザ」に対して徐々に心を開いていく。はたして、2匹が様々な試練を経て、たどり着く道とは…。

 主人公の「ヨゴロウザ」役を中島、峠に住む隻眼のアウトローで、孤立しつつも皆から一目置かれている「片目」役を柄本が演じることが発表されていた本作。追加キャストとして、「学者猫」役を元宝塚歌劇団雪組トップスターの音月桂、「黒ひげ」役をNetflixシリーズ『サンクチュアリー聖域ー』で主演を務めた一ノ瀬ワタル、「オトシダネ」役を忍成修吾、「ナキワスレ」役を石田佳央、「星からきた猫」役を屋比久知奈、「歌い猫」役を中村梅雀が演じる。

 PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』は、東京・PARCO劇場にて9月9~30日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて10月4~9日上演。

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』に出演する(上段左から)音月桂、中島裕翔、柄本時生、忍成修吾(下段左から)石田佳央、一ノ瀬ワタル、屋比久知奈、中村梅雀