森七菜×間宮祥太朗がダブル主演! 真夏の海が舞台の男女8人による恋愛群像劇『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系/毎週月曜21時)が、10日よりスタートした。“月9”では久しぶりとなる王道のラブストーリーに、視聴者からは「令和に眩しい月9が来るなんて」と喜びの声が上がっている。 ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください

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キラキラした王道の“月9”が帰ってきた!

 夏! 海! 恋愛! という感じのキラキラとした“月9”を見るのはいつぶりだろう。『SUMMER NUDE』(2013)や『恋仲』(2015)、『好きな人がいること』(2016)をほうふつとさせる雰囲気に、ノスタルジーを感じた人も多いのではないだろうか。

 SNS上でも、「平成の感じがあってツッコミどころたくさんのこの感じが月9なんですこれがいいんです!!!」「これは! 平成の夏すぎた! こういうの結局好きなんだわ!」など、平成ドラマを見て育った世代からの熱い支持が集まっていた。

 実力派若手俳優陣が集結している本作の中で、特に存在感を発揮しているのが、ヒロイン蒼井夏海を演じている森七菜だ。父と弟の3人暮らしで、困っている人を見ると放っておけないサバサバした性格。まさに、応援したくなるヒロインという雰囲気が漂っている。

 そんな夏海が思いを寄せているのが、幼なじみの大工・牧野匠(神尾楓珠)。爽やかで明るく、誰に対しても優しい匠。まるで、『君に届け』の風早翔太のような男の子だなぁ…と思っていたが、なんと彼は既婚者である長谷川佳奈(桜井ユキ)に好意があるようで。これから、“裏の顔”が出てくる可能性もありそうだ。夏海の恋の応援団としては、明るいキャラクターのままでいてほしいところだが、果たして。

■本命はやはり“健人”間宮祥太朗

 結末が未定だという本作。第1話の時点では、間宮祥太朗演じる御曹司・水島健人が、夏海といい感じになっていたが、最後までどうなるかは分からない。『オー!マイ・ボス! 恋は別冊で』(TBS系)の中沢涼太がハマり役すぎたせいで、“当て馬キャラ”が定着している間宮だが、2022年放送の『ファイトソング』(TBS系)では、無事にヒロインのハートをゲットしている。今回も、本命の間宮が見られるだろうか。ちなみに健人は、夏海にビーチサンダルを履かせてあげるシーンがあり、早速『真夏のシンデレラ』の“タイトル回収”をすませている。となると、やはり夏海と結ばれるのは健人…?

 そして、第1話の時点で大きく進んだのが、夏海の友人・小椋理沙(仁村紗和)とライフセーバーの早川宗佑(水上恒司)の関係性。溺れた理沙を助けるために宗佑が人工呼吸をしたのだが、そのシーンの美しさに「水上恒司の人工呼吸が忘れられない」「破壊力あった」などと反響が集まっていた。この2人は、8人の中でも大人っぽい雰囲気をまとっているため、みんなの恋を引っ張っていく存在になりそうだ。

 そのほかにも、美容師アシスタントの滝川愛梨(吉川愛)と、臨床研修医の佐々木修(萩原利久)が、憎まれ口を叩きながらも、意気投合する予感がする。しかし、秘密を抱える司法浪人生・山内守(白濱亜嵐)も、愛梨のことを褒めていたため、三角関係になる可能性も?

  8人の恋は、まだまだ始まったばかり。住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、成長していく過程を、じっくりと見守っていきたいと思う。(文:菜本かな)

ドラマ『真夏のシンデレラ』第1話より (C)フジテレビ