フォトグラファーのハンナ・アリッサさんご一家は、昨年の10月にアメリカのサウスカロライナ州チャールストンの新しいおうちへと引っ越してきた。
だけどハンナさんの愛犬ブリンクリーは浮かない顔。だって仲良しのお友だち全員と、お別れして来なければいけなかったから。ここには誰も、ブリンクリーと遊んでくれる仲間はいない…いなかった。そう、この日までは。
Golden Retriever Becomes Obsessed With The Puppy Next Door | The Dodo
毎日窓の外をぼんやりと眺めながら、親友たちとの楽しかった時間に思いをはせていたブリンクリー。
だがある日のこと、ビッグニュースが飛び込んで来た。新居のお隣さんが犬を飼い始めたんだ! オブリンクリーは一目でお隣の犬、シダーに恋と落ちてしまったんだよ。
「これで遊び相手ができる!」と大喜びのブリンクリーだったけれど、シダーさんはこの時生後9週間。お隣さんは「シダーが一緒に遊べるくらい大きくなるまで待ってほしい」とのことだったので、ブリンクリーは2か月じっとガマンの子。
毎朝カレンダーをチェックしては、シダーと直接遊べる日を心待ちにしていたんだ。
でも2か月は長かった。ハンナさんはブリンクリーを公園やビーチに連れて行ったりして、彼の気を紛らわせようと努めたよ。
もちろん、ご主人といっしょの冒険はブリンクリーにとっても楽しい時間だったけれど、ふと一人になるとやっぱり寂しさが押し寄せてくる…。
そして待ち焦がれた2か月目がやって来た! もうフェンス越しに見つめ合ったり、地面を掘ってお互いに触れ合おうとしたりしなくてもいいんだ。
すっかり大きくなったシダーとブリンクリーは、追いかけっこをしたりじゃれ合ったりと、飽きることなく遊び続けていた。
この引っ越しはブリンクリーにとって、結果的に最高の大親友との出会いのきっかけを作ってくれたようなモノ。そしてこれからもふたりずっと仲良く、いろんな経験を共有しながら友情をはぐくんでいくことだろう。
ちなみに「ブリンクリー」という名前は、ハンナさんの大好きな映画「ユー・ゴット・メール」から取ったんだって。ハンナさんとブリンクリーのエブリディライフは、Instagramで見られるよ。ぜひ遊びに行ってみてね。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
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