夏は家族でキャンプバーベキューなど、アウトドアを楽しむ人は多いでしょう。

川遊びなど自然の中でしかできない遊びをしたり、開放的な野外で食事をしたりするのは、いい思い出になりますよね。

しかし、夏のアウトドアは、熱中症や水の事故をはじめ、さまざまなトラブルにも注意しなければなりません。

ちょっとした『油断』が思わぬ事故につながるケースもあるのです…。

キャンプ中にゾッ…!飲みかけの缶ビールの中にいたのは?

先日、家族でキャンプに行った筆者。

飲みかけのビールをテーブルの上に置いたまま、食事の準備をしていました。

しばらくしてビールのことを思い出し、テーブル近くにいた息子に「そこのお酒を取って」とお願いをしました。

すると、息子が「缶から変な音がするから触りたくない」というのです。

近寄ってみると、『羽音』とともに、なんだか嫌な気配がしました。距離を取って、恐るおそる中を覗くと…。

※画像はイメージ

スズメバチが中に…!

実は、スズメバチは糖分が大好きです。清涼飲料水やジュースのほか、ビールや缶チューハイなどのアルコール飲料が近くにあると反応して寄ってきてしまうのだそう。

もし、息子が潜んでいたスズメバチに気付かず缶ビールを触っていたら、筆者がそのまま飲んでいたら…想像するだけでゾッとします。

あとでキャンプ場の人に聞いたところ、実際に缶に入ったハチに気付かずに、刺されてしまうケースがよくあるそうです。

今回はたまたま運よく刺されずに済みましたが、自分の不注意で子供にケガをさせてしまっていたかもしれないと思うと、かなり反省をしました。

飲みかけのドリンクはそのままにせず、必ず皿などでフタをしたり、クーラーボックスに入れたりするように気を付けましょう。

また、キャンプ場にはスズメバチのほかアブやブヨなど刺されると激しい痛みやかゆみに襲われる虫もたくさんいます。

虫除け対策は万全にし、万が一刺された時にすぐ対処できるよう、応急処置の方法もチェックしておきたいですね!


[文・構成/grape編集部]

※写真はイメージ