現地時間2023年7月11日、米ピープル誌が【グラミー賞】ノミネート経験を持つラッパーのコーデーとプロテニス選手の大坂なおみの間に第1子となる女の子が誕生したと報じた。

 2019年夏に交際を認めた2人は、今年1月に妊娠を発表していた。この際、大坂は「コートに戻るのが待ち遠しいですが、2023年に関するちょっとした近況報告です」とインスタグラムのキャプションに綴っていた。6月には、グランドスラム4度の優勝を誇る大坂が、プリンセスをテーマにしたベビーシャワーの写真をインスタグラムで公開し、女児を妊娠していることを認めていた。

 大坂は2023年シーズンを離脱しているが、2024年に復帰することを誓っている。妊娠を発表した投稿で、彼女は「ここ数年は色々な意味で極めて困難でもあり又楽しくもありました」「人生は非常に短いと認識し当たり前と思わずに毎日が新たな挑戦と喜びです」と日本語で綴り、「2023年は、私にとって色々勉強する年となります。来年明けから皆さんに会える事を期待しています、2024年の全豪には出場しますので」と続けていた。

 コーデは先日、リリカル・レモネードとジュース・ワールドとの「Doomsday」で、7月8日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にて58位を記録し、自己最高位を獲得していた。アルバム・チャート“Billboard 200”では、2019年のソロ・スタジオ・アルバム『ザ・ロスト・ボーイ』と2022年の『フロム・ア・バーズ・アイ・ビュー』の両方が13位を記録している。

 大坂は自身のプラットフォームを通じて、アジア系へのヘイトの非難、メンタル・ヘルスの提唱など、アスリートであると同時にアクティビストとしても知られている。今年3月にはモダン・ヘルス社と提携し、子供向けの瞑想集を出版していた。この時、彼女は米ピープル誌に対し、「私は最高の自分でありたいだけです」と述べ、「母親になったことはまだないですが、一日一日を大切にし、息子や娘が誇りに思えるような人間になりたいです」と話していた。

大坂なおみ&コーデー、第1子となる女の子が誕生