いきなりステーキ

6月初旬から、「いきなり! ステーキ」で期間限定メニュー「イチボステーキ」が販売されている。希少部位の肉を使用しており、虜になるファンも多い。

そんな「希少ステーキ」が後12日で販売終了となる。終売が迫る中、食べてみると…。

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■牛一頭から2キロしか取れない希少部位

いきステの「イチボステーキ」は2021年、22年にも期間限定メニューとして発売され、今年で3回目となる。「イチボ」は牛もも肉のお尻に近い部位で、牛1頭からわずか2キロしか取れない希少部位。

イチボステーキ

ジューシーで、脂の乗った柔らかい食感が特徴的だ。そんな珍しい肉を100グラム1,000円から提供しており、平日のランチタイムでは肉の量+150円でサラダスープ、ライスが付く「平日ランチセット」も注文可能。

ただ、提供できる数に限りがあるため、6月9日から7月24日までの期間限定、かつ在庫がなくなり次第終了となる。


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■販売終了まで残り12日…

記者はステーキが大好きで週に1回は食べる。いきステにも定期的に通っていたものの、6月は忙しくて「イチボステーキ」にありつけなかった。

販売終了まで残り約12日となり、出遅れてしまったが、食べることに。在庫がなくなり次第終了なので、事前に店舗に電話で確認したところ、在庫は残りわずかのため、早めの来店を勧められた。

急いで店舗に行き、「イチボステーキ」を注文。平日のお昼だったので、200グラムのランチセット(1,740円)をチョイスした。


■肉の柔らかさに震える…

いきなりステーキ

運ばれてきたステーキは厚めにカットされ、中は赤色のレア状態。コショウにんにくがたっぷりかかっていて、刺激的な香りが立ち込める。

いきなりステーキ

口に入れると、とろけるような柔らかさ。脂が乗ってジューシーでありながら、赤身の部分も多く、肉の旨味がしっかり感じられる。記者は赤身肉が大好きなので、堪らない…。

いきなりステーキ

わさびを付けると、より肉の甘みが強調されて、食べる手が止まらなくなる。過去に少しお値段の張る焼肉店でイチボ肉を食べたが、いきステの「イチボステーキ」は2,000円前後の価格設定でも通じるクオリティに感じられた。


■サーロインとの違いは…

いきなりステーキ

イチボは、ステーキの王様「サーロイン」と混同されがち。サーロインは赤身にサシがしっかり入っており、イチボ同様柔らかい食感だ。

ただ、サーロインは脂の量が多いため、人によっては終盤こってりした脂にノックアウトされてしまうことも…。その点、イチボの脂は後味がスッキリしているので、食べやすい。脂物が苦手な人にもおすすめだ。

店舗によっては、前倒しで販売終了になる可能性もある。まだ「イチボステーキ」を堪能していない人は早めに食べてほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

いきなりステーキ、あと12日で販売終了の「希少ステーキ」 肉の柔らかさに震える…