クロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(34)がトッテナムを去るとの見方が強まっている。
昨年7月にトッテナムと2年契約を結んだペリシッチ。インテルで共闘したアントニオ・コンテ監督(当時)との再会ということもあって大きな期待が寄せられ、公式戦44試合に出場するなどフル稼働した。
しかし、そのパフォーマンスには物足りなさが残り、チームもチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すことに。トッテナムとしてはアンジェ・ポステコグルー監督を迎えた今夏が若返りのタイミングで、2023-24シーズン中に35歳となるペリシッチは以前から契約解除の可能性が指摘されている状況だ。
そんななか、移籍市場に精通するジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が「ペリシッチはハイドゥク・スプリトへの移籍が濃厚」と主張。また、イギリス『フットボール・インサイダー』でコラムニストを務める元トッテナムDFのアラン・ハットン氏も今夏の退団を予想している格好だ。
「ポステコグルーという男は選手に残留を懇願するような指揮官ではないはずだ。トッテナム内部の誰かがペリシッチについて『クラブでの将来はない』と言えば、ポステコグルーは『問題ないさ』と言って放出に同意するだろう」
「ポステコグルーのミッションはトッテナムの再建だ。ペリシッチは何年も留まる選手か? いいや、そうではない」
ペリシッチはフランスでプロデビューし、現在までに母国クロアチアでプレーした経験がない。それでも、ハイドゥク・スプリトは下部組織時代に在籍した古巣。選手キャリアの集大成に入るのだろうか。
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