7月上旬にもかかわらず猛暑が続く日本列島。体温とほぼ変わらないような気温もさることながら、じりじりと容赦なく照りつける直射日光もまた体力を大きく削られる一因だ。
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■ゴルフ場では普通だが
女性の夏のお出かけに欠かせないのが日傘だが、最近は街中で男性が差している姿を見かけることも。たしかに以前から夏季のゴルフ場では、男性ゴルファーも日傘を差していることが多かった。
地球温暖化の影響もあってか、かつてと同じ暮らし方では乗り切れなくなりつつある日本の夏。世間の「日傘事情」はどうなっているのだろうか。
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■日傘を使う人は4割
Sirabee編集部が、6月8〜9日にかけて全国10〜60代男女950名を対象に「夏場の日傘使用」について調査したところ、「いつも使っている」と答えたのは全体の15.6％。「時々使っている」が26.2％だった。
「使わない」が最も多く、58.2％と6割に迫っている。
■男女差が極端に
ただ、街で見られる光景のとおり、今回の調査も男女差が極めて大きい。男性で「いつも使う」は3.0％なのに対して、女性では26.4％。また、「時々使う」と答えた女性は、男性の3倍を超えている。
日傘男子をしばしば目にするようになったとはいえ、まだ9割近い男性は日傘を使っていないようだ。熱中症を避けるためにも、日傘や帽子などは適切に活用したい。
■執筆者紹介
タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）
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【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間:2023年6月8日～6月9日
対象:全国10代～60代男女950名（有効回答数）
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