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27歳という若さで亡くなったタレントのryuchellさん。元妻でパートナーのpecoは、13日に息子のサマースクールのため滞在していたグアムから緊急帰国し、SNS上でコメントを発表した。

pecoは13日の午後11時過ぎに、TwitterやInstagramを更新。《7月12日りゅうちぇるが亡くなりました。このようなことを皆様にお伝えしなければいけないこと、未だに信じられません。息子に、息子がだいすきなダダのことを伝えるのは、今日まで生きてきた中でいちばん辛い瞬間でした》と、ryuchellさんの急逝への思いを明かした。

pecoはコメントの中で、息子の5歳の誕生日だった7月11日の前日には、ryuchellさんもグアムを訪れ、共に誕生日を祝ったことを明かしていた。投稿には、家族3人で見たという虹の写真を添付。ryuchellさんが帰国する誕生日当日の朝には、2人で息子を学校へ送り「日本に帰ってくるとき空港にお迎えに行くからね」と、いつも通りの別れの挨拶を交わしたという。

その翌日に届いたあまりに突然すぎる訃報。pecoは《7月12日に連絡を受け、まったく現実とは思えませんでした》とショックをあらわにしている。大切な人がいきなりこの世を去ってしまった悲しみは計り知れないが、そのような状況でもpecoは大切なパートナーとの間に授かった息子を守るために懸命だ。

《皆様からご心配、そして、りゅうちぇるのことを温かいお言葉とともに世間の皆様にお伝えしていただけること、本当に感謝の気持ちでいっぱいなのですが、どうか、わたしたちの大切なまだ小さい息子もいます、そっと見守っておいていただけたらと思います。親族や友人への取材や、憶測などでの記事掲載も、どうか控えていただきますようよろしくお願いいたします》

■pecoが感じていたSNSを通して発信することの”責任”

ryuchellさんとpecoは昨年8月に法的な婚姻関係を解消し、”新しい家族の形”として家族3人で暮らしていくことを明らかにしていた。しかしその後、特にryuchellさんに対して心ない声も寄せられるように。それをうけ今年2月には二人でYouTubeに「最近のわたしたちについて」と題された動画を投稿している。

その際、動画を作成した理由について、pecoはSNSが全てではないことは大前提だとはいえ、SNSが自分たちのイメージのほとんどの割合を占めており、SNSを通して自分たちを知ってくれた人が多いと説明。そのうえで、これまで投稿してきた息子との日常の様子が投稿されなくなることで心配に感じる人々に対して、申し訳なさを感じたと明かしていた。

“今日まで生きてきた中でいちばん辛い瞬間”にも、こうしてコメントを発表するpeco。自身がSNSを通して発信してきたことやファンに対する責任感、そして息子を守ろうとする気丈さに、心を打たれる人が相次いでいる。

《このような辛い状況で、我が子の為に一人立ちあがっている。強いお母さんだ》
《pecoちゃんすごいなぁ。自分もとっても辛いはずなのに、息子さんやご家族、友人を守るためにすぐ行動して。母親として、1人の人間として尊敬する。》
《peco、リンクくんを守るために、子供を第一に考えてインスタ投稿したんだろうな…peco自身もつらいだろうに》
《心からご冥福をお祈りいたします。一番辛いはずのpecoちゃん……今日の今日でこんなにもしっかりとしたコメントを りゅうちぇるさんはいつでも、いつまでもペコちゃんとリンク君のそばに居てくれるはずです。無理はしないでくださいね。》

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