ローマは14日、リーズ・ユナイテッドデンマーク代表DFラスムス・クリステンセン(25)を1年間のレンタルで獲得したことを発表した。買い取りオプションは付いていないとのことだ。

母国屈指の名門ミッティランでプロキャリアをスタートしたクリステンセンは、187cmの右サイドバック。2018年夏にアヤックスにステップアップを果たすも、主力定着までには至らず。1年半後にレッドブルザルツブルクへ完全移籍した。

そのオーストリアの強豪では主力として3度の国内リーグ優勝、国内カップ制覇に貢献し、昨夏恩師のジェシーマーシュ率いるリーズへ5年契約で加入。今シーズンはプレミアリーグ26試合に出場し、3ゴール1アシストの数字を残していた。

以前から良質な大型サイドバックを輩出するデンマークの王道のプレースタイルを有する25歳は、屈強なフィジカルを生かした対人守備と豪快な攻め上がりが最大の特長。それに加え、アヤックスザルツブルクで培ったテクニック、運動量とプレーの引き出しは多い。

そのクリステンセンはローマ加入について「素晴らしいクラブの一員になれて誇りに思う。加入して間もないけど、歴史を感じるね。ここ最近のローマの成功もここでプレーしたいと思った要因だ。ここで生活するのが待ちきれない」とコメントした。