7月15日から日本テレビ系にて放送される連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(毎週土曜22時)。卒業式に「担任生徒の誰か」から突き落とされ殺害された松岡茉優演じる教師・九条里奈が1年前に生還し、30人の容疑者である生徒と向き合い、再教育する完全オリジナルドラマだ。ドラマの注目ポイントは「誰が容疑者なのか」。生徒役30人のなかから、注目するべき8人を紹介したい。

【写真】元天才子役や現役アーティストも! 気になる3‐Dメンバーをチェック

芦田愛菜(鵜久森叶)

 7年ぶりの民放連続ドラマ出演となる芦田愛菜。かつて「天才子役」と称された彼女が今作で演じるのは真面目で優等生な生徒、鵜久森叶だ。

 鵜久森は真面目で優等生ながら、クラスでは浮いた存在となり、1学期の途中で不登校になってしまう。しかし新しい世界ではクラスに復帰し、九条と共に自身の命運を変えるという目的を達成するため奮闘するようだ。

■奥平大兼(星空透)

 映画『MOTHERマザー』で第63回ブルーリボン賞新人賞・第44回日本アカデミー新人賞など高い評価を得た俳優の奥平大兼は、星空透を演じる。

 星空は謎めいた雰囲気を持ち、なにを考えているのか読み取りづらい生徒で、リアリティスティックな漫画を好む性格。現実的な思考、感情が読みづらいということになると、九条を殺した犯人の「最右翼」と考えて良いのかも。

■當真あみ(東風谷葵)

 沖縄県出身で、カルピスウォーターの14代目テレビCMキャラクターや、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で、徳川家康の長女・亀姫役を演じた當真あみ。

 女優としていま勢いに乗る當真は、成績優秀な優等生・東風谷葵を演じる。東風谷は優等生であるものの、誰にも言えない悩みを抱えている。その陰が、作品にどのような影響を与えるのだろうか。

加藤清史郎(相楽琉偉)

 幼少期から子役タレントとして活躍し、NHK大河ドラマや映画に出演した加藤清史郎トヨタ自動車のCM『こども店長』役が一世を風靡(び)したことを覚えている人は多いはず。

 21歳となった加藤はこの作品で、相楽琉偉を演じる。相良は常に笑顔で楽しさを優先するクラスの中心的な人物になるものとみられるが、その笑顔が周りの人間からは恐れられているようだ。

HKT48メンバーや『サンクチュアリ』出演女優も“3‐D”メンバーに

■窪塚愛流(栖原竜太郎

 俳優・窪塚洋介の息子で、映画『泣き虫しょったんの奇跡』で俳優デビューした窪塚愛流。父親ゆずりの端正なルックスで人気急上昇中だ。

 そんな窪塚が演じるのは「世界はとてもイージーなモノ」という感覚を持つバンドマン、栖原竜太郎。いわゆる「陽キャ」のようで、学校はもちろん、外でもさまざまな人間とつながりを持っている。豊富な人間関係が、どのような影響を与えるのだろうか。

HKT48田中美久(渡会華)

 HKT48のメンバーで、グラビアでも活躍する田中美久。アイドルグラビア雑誌「UP to boy」(ワニブックス)で、1年で3回表紙と巻頭を飾り、「HKT48のグラビアクイーン」とも称される。

 連続ドラマ初出演となる田中が演じるのは、学校では天然系ハッピー女子として振る舞うものの、家では暗い渡会華。ギャップあるキャラクターが物語にどう関係するのか気になるところだ。

寺本莉緒(中園胡桃)

 幼少期から芸能活動をスタートさせ、舞台やグラビアで活動している寺本莉緒。最近では、Netflixドラマ『サンクチュアリ ー聖域-』にて主人公を惑わすキャバ嬢役に抜てき。福岡弁を使いこなし、小悪魔的なキャラクターを魅力たっぷりに演じた。

 寺本は今作でプライドが高く、負けん気の強いバレー部女子・中園胡桃を演じる。強い負けん気を持つ中園に、教師である九条が手を焼くという場面も見られるのかもしれない。

■詩羽(瑞奈ニカ)

 音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」でボーカルを務める詩羽。今作が、初めての連続ドラマ出演となる。

 詩羽が演じるのは高校生ながら音楽活動をする瑞奈ニカ。中学時代から楽曲制作を始め、歌手として世界進出を夢見る女子高生という役どころだ。中学から歌を唄い、高校でメジャーデビューを夢見て生きていくという背景は、詩羽の人生とかなり似ていると言えるだろう。

(左から)當真あみ、芦田愛菜、加藤清史郎  クランクイン!