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きょう15日(土)は、西日本から東日本を中心に気温が上がり、15時までの最高気温が35℃以上の猛暑日が18地点となりました。あす16日(日)は東京都心も予想最高気温が36℃と4日ぶりに猛暑日の予想です。17日(月:海の日)と18日(火)は、関東や東海を中心に気温がさらにあがり、40℃に迫る所もありそうです。熱中症には厳重に警戒してください。

本日は18地点で猛暑日

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きょう15日(土)は、雲は多いものの、西日本や東日本では日差しの届いた所もありました。真夏の空気とフェーン現象の影響もあり、気温は上昇しました。15時現在、全国で一番気温が高かったのは、香川県東かがわ市引田で36.3℃を観測しました。他にも石川県金沢市で36.2℃など18地点で35℃以上の猛暑日となりました。また、東京都心は32.9℃と10日連続で30℃以上となっています。全国で30℃以上の真夏日は420地点を超えています。

あすは体温並み 17日と18日は40℃に迫る暑さ

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あす16日(日)は、きょうより晴れる所が多くなり、朝からグングンと気温が上がる見込みです。東京都心では予想最高気温が36℃と体温並みの暑さとなるでしょう。福岡も36℃、名古屋は35℃とこちらも猛暑日の予想です。札幌でも30℃まで上がるでしょう。

あさって17日(月:海の日)と18日(火)は、さらに気温が上がる予想になっています。東京は17日、18日ともに37℃予想、名古屋は18日に38℃と体温を超えるような危険な暑さとなるでしょう。内陸などでは40℃以上の酷暑日(※)に迫る暑さになるかもしれません。外出はなるべく控え、室内では冷房を使用するようにしましょう。夜間も気温の高い状態が続きますので、寝ている間の熱中症にもご注意ください。

※「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

西・東日本で厳しい暑さ 都心でも体温並み 17日と18日は40℃に迫るところも