アラベスのスペイン人DFビクトール・ラグアルディア(33)が15日、現役引退を発表した。

サラゴサでプロデビューを飾ったセンターバックのラグアルディアは、ラス・パルマス、アルコルコン、そしてサラゴサへの復帰を経て、2014年夏にアラベスに加入。

アラベスでは公式戦通算285試合に出場して12ゴールをマーク。2021-22シーズンには主将を務めた。昨季は控えに回ることが多くなり、ラ・リーガ2部14試合の出場に留まったが、チームは1年で1部昇格を果たしていた。

ラグアルディアは引退を決断したことについて「2014年にアラベスにやって来てキャリアの新たな一歩を踏み出した。まさかこのクラブで引退するとは思っていなかった。時が経ち、私はアラベスに家を建てた。シンプルにサポーターがアラベスをホームにしてくれたからだ。この素晴らしい旅を共にしてくれた全ての人に感謝したい。何よりサポーターの皆のおかげでビクトール・ラグアルディアは長いこと幸せなサッカー選手生活を送ることができた」と心情を綴った。