●『熱烈中華食堂日高屋』(以下:日高屋)全店では8月末まで、「キリン一番搾り(生) 中ジョッキ」が限定価格に! ビールの進むメニューと一緒に堪能してきました。

 中華チェーン『日高屋』はお好きですか? 著者が初めて行ったのは、大学生。飯田橋駅前にあり、昼時の満席の店内、スーツ姿の社会人に混ざって、「野菜たっぷりタンメン」を食べたのがきっかけです。最近は、『こづかい万歳』(講談社)という漫画に出会ってからは、『日高屋』飲みにもハマっています。

その日の気分と胃袋の調子で布陣を組んでいく……
その日の気分と胃袋の調子で布陣を組んでいく……

日高屋』飲みの魅力は、安さ、ボリューム、野菜不足解消にあります。「野菜たっぷりタンメン」(570円)から入門したので、『日高屋』はここぞとばかりに野菜を食べる場所だと思っているので、愛しの「バクダン炒め」単品(580円)と、「とんこつラーメン」(480円)、「餃子(3個)」(150円)を注文します。

「キリン一番搾り(生)(中ジョッキ)」通常価格340円のところ、期間限定で320円に。
キリン一番搾り(生)(中ジョッキ)」通常価格340円のところ、期間限定で320円に。

 すぐにビールが到着。平日の真昼間ですが、隣の席や後ろの席からも、「レモンサワー」や「冷酒」とアルコールのリクエストが飛びます。『日高屋』だから許される、この独特の空気感。たまらんです。

野菜不足も解消!? 日高屋飲みの鉄板メニューはこれ!

 飲んでいると、「バクダン炒め」がやってきました。これ本当に好き。この世で一番おいしいもやしの食べ方だと思うのです。野菜はシャキシャキですし、辛い味付けが豚肉の甘い脂とも相性バツグン。ひりっとしびれた唇にビールの冷たさが心地よいです。

[食楽web]
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 白米や炒飯はもちろんですが、ラーメンに入れても至高。特に「とんこつラーメン」に入れて食べるのが好きで、半量は普通に食べて、残りは丼にダイレクトに入れて麺と一緒にすすります。

 「餃子(3個)」(150円)は、1個1個が大きくて、皮もモチモチ。肉餡に入っている香味野菜も塩梅が良くて、ビールもどんどん進みますよ。

調査結果

『こづかい万歳』の主人公の奥様は『日高屋』を“オアシス”と称するのですが、言い得て妙だと思うのです。とにかく安い。欲望のままに注文しても、一人1000円から2000円もあればたらふく飲み食いできます。お客さんがそれぞれ自分だけの『日高屋』を満喫している感じもまた良し。店を出るころには、「癒し」を実感することでしょう。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

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