上原浩治・山崎康晃・関口宏

16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元読売ジャイアンツボストン・レッドソックス他に所属した上原浩治氏が、MCの関口宏に「抑え投手の大変さ」を力説した。


■DeNA・山崎投手がリードを守れず

番組は1週間のプロ野球を放送。15日に行われた横浜DeNAベイスターズ広島東洋カープ戦は、DeNA今永昇太投手が広島打線を8回無失点に抑える。

三浦大輔監督は1点差で迎えた9回表のマウンドに抑えの山崎投手を送る。必勝パターンかと思われたが、坂倉将吾選手に同点ホームランを許すと、ピンチを招いて降板。

結局広島が逆転し、山崎投手は今季6敗目を喫した。


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■関口に上原氏が…

VTRを見た関口は「今永さん、かわいそうだね」とポツリ。すると日米通算128セーブを記録した上原氏が「山崎投手の心理もわかるんですよ。1対0の場面で9回を投げるプレッシャーというのはすごいんですよ」と説明する。

関口は「(プレッシャーは)あるでしょうね」と返すと、「まあそこで抑えなければいけないポジションではあるんですけど」と話す上原氏に「でしょ?」とつぶやく。この対応に上原氏は「ははは」と苦笑い。

この日のゲストで元千葉ロッテマリーンズ監督の井口資仁氏も「いやあね、なかなか1点を守るのは難しいと思いますよ」と上原氏に同調するが、関口は「お仕事でしょ」と厳しい一言。井口氏と上原氏は再度苦笑いを浮かべていた。


■セ・リーグの展望も語る

その後話題はセ・リーグの順位に。井口氏は「タイガースが抜けきれそうで、抜けきれないというところですかね」と解説する。

関口は「巨人がもう1つかな?」と4位となっている読売ジャイアンツに言及。巨人OBの上原氏は「坂本勇人選手が抜けてから打線に勢いがなくなってきたかなという感じですね」とコメントした。


■6敗を喫している山崎投手

山崎投手は今シーズン20セーブを挙げ、好調DeNAの屋台骨を支えているものの、15日終了時点で6敗、防御率4.45と相手チームに得点を許すシーンが増えている。

そんな同投手の気持ちを、かつて巨人やメジャーリーグで抑えとして活躍した上原氏は、痛いほど理解できるようだ。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

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