明治安田生命J1リーグ第21節】
2023年7月16日(日)
19:00キックオフ
FC東京(11位/26pt) vs 鹿島アントラーズ(6位/30pt)
[味の素スタジアム]

◆新体制で続く好調を維持できるか【FC東京

ピーター・クラモスフキー監督が就任して以降、結果を残しているFC東京。前節は浦和レッズを相手に0-0のゴールレスドローに終わったが、復調傾向を見せている。

一方で12日に行われた天皇杯では東京ヴェルディとの12年ぶりの“東京ダービー”で苦戦。延長、PK戦までもつれこむ死闘をなんとか制した。

ただ、この試合ではピッチ外で大きな問題が発生。試合以上にサポーターの愚行が注目を集めることとなり、連続したホームゲームには注目が集まる。

大きな変化で言えば、リーグ戦3試合はいずれも無失点。守備面が崩壊していたクラブは立て直しが図られ、攻守の切り替えで相手を上回るところを見せたい。

ハードワークに裏付けされる自信を胸に、中断前のラストマッチでしっかりと良い形を見せられるのか注目が集まる。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:ヤクブ・スウォビィク
DF:小泉慶、木本恭生、エンリケ・トレヴィザン、長友佑都
MF:安部柊斗、塚川孝輝、松木玖生
FW:渡邊凌磨、ディエゴ・オリヴェイラ、俵積田晃太
監督:ピーター・クラモフスキー

◆失速傾向、内容の乏しさを補える勝利を【鹿島アントラーズ

再び失速気味の鹿島。前節はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦し、1-1のドロー。後半戦は3試合で勝利がない状況となった。

迎えた12日の天皇杯3回戦では、王者・ヴァンフォーレ甲府と激闘を繰り広げ、延長を終えて同点に。PK戦では13名ずつが蹴るという異例の長さを見せ、結局敗退。2年連続で甲府の前に屈してしまった。

これでまた1つタイトルを失うことに。国内3冠の夢は途絶え、残すはリーグ戦とYBCルヴァンカップ。ただ、リーグ戦も悠長なことを言ってられる状況ではなくなっている。

チームとしてはまだ形ができていない状況。中盤でボールを奪い、素早くゴールに迫るということはできず、強固なCBの2人が構えて防いでいる状況だ。

内容の薄さが結果にも出始めてしまっている中、途上のチームとはいえ結果が必要。いかにしてチームとして連動できるのか。中断前に1つ結果を残しておきたい。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:早川友基
DF:広瀬陸斗、植田直通、関川郁万、安西幸輝
MF:樋口雄太、佐野海舟、ディエゴ・ピトゥカ、仲間隼斗
FW:垣田裕暉、鈴木優磨
監督:岩政大樹