現地7月15日(日本時間16日)、エンゼルスの大谷翔平は本拠地で行われたアストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席で今季33号のソロ本塁打を叩き込んだ。
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3点ビハインドで迎えた9回、ここまで無安打に終わっていた大谷に第5打席が回った。アストロズのマウンドには守護神のライアン・プレスリーが上がっていたが、大谷は右腕が投じた外角のスライダーを完璧に捉え、センター後方のスタンドまで運んだ。打球速度は103.5マイル(約166.5キロ)、飛距離は404フィート(約123.1メートル)を計測。後半戦第1号は反撃の一発となった。
ここまで“異次元”の活躍を見せている大谷を、アストロズの「名将」も高く評価している。現地メディア『FOX NEWS』が現地15日に配信した記事で、アストロズのダスティ・ベイカー監督が大谷について語った内容を紹介している。
同メディアはベイカー監督が大谷について「彼の最大の強みは、野球選手としての欠点がないことだ」と絶賛したことを伝えた。また、同監督は「彼のような選手は他に知らない。彼は毎日投げて打つために、とてつもなく調子を維持しているに違いない」と話し、「肝臓が最もきれいな選手だろう」と“独特の表現”で二刀流の野球に対する姿勢を称えた。
また、ベイカー監督は「彼はいつトレーニングをしているのか、いつ持久力をつけるために走っているのか。彼は非常に熱心な男に違いない」と、二刀流で出場し続ける大谷の体力面に興味津々。「彼は毎日何かに取り組んでいるからね。私は彼を尊敬している」とも話し、敵将ながら大谷に敬意を表した。
「二刀流スター」大谷翔平のストイックな姿勢には、名将も敬意を表しているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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