スマートフォン向けゲームの公式がアナウンスした、ある告知が常軌を逸しているとして話題を呼んでいる。

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話題になったのはビジュアルアーツソーシャルゲームブランドであるteam Aecaが手掛ける「偽りのアリス」の公式Twitterアカウントにて公開された「今後の偽りのアリスに関する重要なお知らせ」から始まるツイート。添付された画像には「7月31日(月)11時00分のメンテナンスをもって新規コンテンツの更新を停止する」ことを発表。

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ここで、通常のソーシャルゲームサービス終了の告知あれば「順次有償通貨の払い戻しと終了スケジュールを…」とするのが通例だが、今回のお知らせはサービス終了の話ではない。今後、過去イベントの復刻開催を定期的に行うととともに、新たに「サーバー代カウンター」「何かのカウンター」を実装するというものだった。

前者の「サーバー代カウンター」とはその名の通りサーバー代を含むサービスの運営に必要な支出を、後者の「何かのカウンター」はアプリ内課金等の収入をそれぞれステータスとして表すものではないかと想定される。

一般的にソシャゲのサービス規模縮小となると(提供終了の発表ではないとしても)サービスの将来性などに不安を感じた利用者による課金意欲の減衰に繋がり、継続的な提供が一層厳しくなると言われている。こうした「サービスが継続できるかどうかを可視化してユーザーに提示する」という変わった取り組みで、ユーザーの消費行動にどう影響するかに注目が集まる。

ソシャゲ運営、規模縮小に伴い「サービスを継続できるかをユーザーに提示する」予想外の機能実装を告知