英女優エマ・ワトソン(33)が、ウィンブルドン選手権の女子シングルス決勝の観戦に訪れた。ロイヤル・ボックスに座ったエマは、隣にいるスコットランド出身の男性歌手と談笑し、息の合った様子を見せていた。2人が仲良く試合を楽しむ姿に人々は驚いたようで、SNS上で「なんとも意外な組み合わせ!」「全くの予想外」といった声があがっている。

エマ・ワトソンが現地時間15日、英ロンドンウィンブルドンにあるテニス競技場「オールイングランドローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)」で行われた女子シングルス決勝の観戦に訪れた。

開幕から13日目を迎えたこの日、会場のロイヤル・ボックスでは、同大会を主催するAELTCのパトロンであるキャサリン皇太子妃をはじめ、女優プリヤンカー・チョープラー歌手のニック・ジョナス夫妻、映画監督で俳優・作曲家などマルチに活躍するリン=マニュエル・ミランダ、俳優アンドリュー・ガーフィールドらが着席し、マルケタ・ボンドロウソバ選手(チェコ、24)とオンス・ジャバー選手(チュニジア、28)の決勝戦を見守った。

その中には映画『ハリー・ポッター』シリーズで知られる女優エマ・ワトソンの姿も見られたが、彼女は隣に座っていたスコットランド出身の歌手ルイス・キャパルディ(26)と楽しそうに談話する様子が目撃されたのだ。

エマは肩から胸にかけて黒いディテールを施した白いレースのドレスを着て、肩まであるストレートヘアを下ろし、パールのイヤリングを着けていた。隣に座るルイスは白いTシャツの上に淡いブルーのジャケットを羽織った、カジュアルな装いだ。

英メディア『The Sun』が掲載した写真では、隣同士に座るエマとルイスが笑い合ったり、2人がともに顔に手を当てて残念そうな表情をする姿や、お互いの顔を見ながら会話する場面などが捉えられている。

2人は同じポーズを取るなど、息がぴたりと合っているようだ。この姿を見た人々は、エマとルイスという意外な組み合わせに驚いたようで、SNSでは次のような意見が飛び交った。

「エマがルイスの隣に座ることになるなんて!」
「エマとルイスとは、なんとも意外な組み合わせだな。だけど、こんな場面が見られるのは面白いよ。」
エマ・ワトソンがルイス・キャパルディと同席するなんて。まったく予想外であり、健全なクロスオーバーだ。」
「奇妙なペアだけど、事実を受け止めることにするよ。」

ルイスは2017年にリリースしたデビューEP『Bloom』が全世界で1.2億回ストリーミング再生され、2018年発表のシングル『Someone You Loved』が全英米シングルチャートで1位を獲得した。

2022年には、自身がチック症状を伴う神経疾患であるトゥレット症と診断されたことを告白したルイス。今年6月に開催した英野外音楽フェス「グラストンベリー」に出演した際には、その症状のために歌うことに苦労していた。そして公演後には、今後のツアーをキャンセルして休養することを発表した。

なおエマは過去にもウィンブルドン選手権を訪れており、2018年にはセリーナ・ウィリアムズ選手アンゲリク・ケルバー選手の女子シングルス決勝戦や、ノバク・ジョコビッチ選手とケビン・アンダーソン選手の男子シングルス決勝戦を観戦していた。

画像は『Emma Watson 2023年6月8日付Instagram「Go against the grain」』『Wimbledon 2023年7月15日付Instagram「The place to be」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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