つんく♂7月17日、都内で行われた自身が総指揮を務める「TOKYO 青春映画祭 2023」表彰式イベントに特別招待作品監督の倉本美津留、ゲストプレゼンターの加藤諒、篠崎愛と共に出席。「感動してます」と思いを語った。

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「TOKYO 青春映画祭」はエンタメプロデューサーつんく♂が自身のサロン内で「中2に見えるヒロイン募集」からスタートし、「中2」が主人公の「中2映画」を制作することから発展した映画祭で、今年で3回目の開催。テーマは「甘酸っぱい」「ほろ苦い」「思春期の笑顔・涙・汗」、時には「熱血」ときには「社会問題」「友情問題」「家族関係」など、「青春」とカテゴライズできる映画なら誰でも参加できる世界でも超レアな「青春」をテーマにした映画祭となっている。

つんく♂、音楽を作る若者たちへメッセージ

前半は「奏兎めるミュージックコンテスト」の表彰式が行われた。本コンテストはVTuber「奏兎める」の音声合成ソフトCeVIO AI ソングボイス」を使用した楽曲で行われる楽曲コンテスト。表彰式の後、音楽を作る若者たちへメッセージを求められたつんく♂は「続ける以上のスパイスはない。みなさんがライバルです!」とパソコンに文字を打ち込んでコメントした。

つんく♂、「感動してます」

ゲストプレゼンターとして登壇した加藤はBOW監督の「いまさらキスシーン」に出演。感想を加藤は「普段僕が参加させていただく作品とはまた違う雰囲気」と語り「僕、多摩美術大学というところで映画製作にも携わったりもしていたんですけど、そのとき感じていたものを改めて感じることができて、初心に戻った感じがして改めて青春っていいなと思いました」と笑顔を見せた。

表彰式が終わると篠崎は「すごく楽しかったです。こんなに素敵な映画祭に参加させていただけてうれしかったです」とにっこり。加藤は「僕は映画が大好きなので、映画が大好きな人たちが集まっているお祭りに参加できたということは本当に幸せ」と声を弾ませた。つんく♂はグランプリを受賞した「いまさらキスシーン」を祝福しつつ「その他の作品も毎年毎年クオリティが上がってて、僕としては本当に嬉しいし、感動してます」としみじみ。出演者やスタッフに感謝をし「今日は大成功! ありがとうございました!」と映画祭の幕を閉じた。

◆取材・文=山田果奈映

つんく♂/撮影=山田果奈映