ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が、息子ジョージ王子と娘シャーロット王女を連れて英ウィンブルドン選手権の最終日の会場に訪れた。子供達2人は両親とともにロイヤル・ボックスに座り、5時間近く続いた男子シングルス決勝戦を観戦した。新たな王者が誕生した瞬間には、ジョージ王子とシャーロット王女が両手を高く上げて歓喜する姿が見られた。

現地時間16日、英ロンドンウィンブルドンにあるテニス競技場「オールイングランドローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)」で男子シングルス決勝戦が行われた。

大会最終日を迎えた会場には、ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃ジョージ王子(9)シャーロット王女(8)を連れて現れた。キャサリン皇太子妃は大会を主催するAELTCのパトロンであり、今大会の2日目と13日目に来場したが、家族と出席するのは今回が初めてだ。会場には5歳以上であれば入場できるが、4月に5歳になった末っ子のルイ王子は自宅に留まったようだ。

この日、キャサリン皇太子妃はロンドンのブランド「Roland Mouret(ローラン・ムレ)」によるエメラルドグリーンの半袖ワンピース姿で、ヌードカラーのショルダーバッグとハイヒールを合わせていた。ウィリアム皇太子はライトグレーのブレザーを着て、ネイビーブルーのネクタイとパンツ姿だ。

ジョージ王子はネイビーブルーのスーツを着用し、縞模様のネクタイを締めていた。シャーロット王女はスペインのブランド「Friki」によるブルーの花柄ワンピースを着て白いカーディガンを羽織り、白の靴を合わせていた。

ウィリアム皇太子夫妻と子供達2人がロイヤル・ボックスに着席すると、世界ランク2位で5連覇を狙うノバク・ジョコビッチ選手(セルビア、36)と世界ランク1位のカルロスアルカラス選手(スペイン、20)の決勝戦を見守った。

ジョージ王子は昨年もウィンブルドンに来場したがシャーロット王女が観戦するのは今回が初めてだった。決勝戦が始まると、王女はピンクのフレームのサングラスをかけ、ジョージ王子とともに手を叩いたりハラハラするような表情を見せており、試合をとても楽しんでいた。

5時間近い熱戦が続いた末、アルカラス選手がセットカウント3対2でジョコビッチ選手を破り、見事初優勝を果たした。この瞬間、ジョージ王子とシャーロット王女は両手を上げて歓声をあげ、新たな王者の誕生を祝福した。会場でスタンディングオベーションが巻き起こると、2人も立ち上がってアルカラス選手に拍手を送った。

この後、キャサリン皇太子妃はテニスコートに行き、優勝したアルカラス選手にトロフィーを贈呈した。表彰式後は屋内に移動し、ウィリアム皇太子夫妻と子供達2人がアルカラス選手と感動の対面を果たしていた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年6月18日付Instagram「Happy Father’s Day」、2023年7月16日付Instagram』『Wimbledon 2023年7月16日付Instagram「The emotions of a #Wimbledon final」「It’s yours, @carlitosalcarazz – enjoy every second」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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