2023年は、日本カンボジア外交関係樹立70年の年。エファジャパン(理事長 伊藤道雄/所在地 東京都千代田区、以下「エファ」)は、カンボジア、ラオス、ベトナムで教育・福祉支援を行っています。困難な状況にあっても、未来を拓きたいと願う子どもたちのために、夏募金へご支援をよろしくお願いいたします。
■想ってくれる人の存在が、私を強くしてくれる。
私は、サトスレイ・トー。 小学校6年生です。
赤ちゃんのとき、ポリオ(急性灰白髄炎)にかかりました。いまでも足に障害があり、歩くのが困難です。
「勉強する必要なんてある?どうせ障害者は仕事に就けないでしょ」「障害者は、生きようとするよりも、死んだ方がいいんじゃない?」
いつもこんな言葉を投げつけられ、毎日、泣いていました。
二年前、村にチルドレン・スタディ・クラブが できました。
同じように障害がありながらも学びたいと願う友だちと出会い、一生懸命勉強しています。クラブの先生は、いつも温かいまなざし で私を見つめてくれます。
今年、何百人もの人が集まる式典に代表として選ばれ、詩の朗読をしました。
気が付けば、私をからかう人はいなくなりま した。
私は将来、先生になって、障害がある子もない子も支えたい。
「私は、自分の夢を実現する ために努力を続ける」
私たちのことを想い、 支えてくれる、遠い国・日本で暮らすあなたに、お礼とともに、私の決意をお伝えします。
いつかお会いできる日を楽しみにしています。
エファは、2004年よりカンボジアで教育と福祉事業を行っています。
2021年からは、カンボジアの農村部に暮らす障害児が、集い、遊び、学ぶことができる教室「チルドレン・スタディー・クラブ」を3集合村で運営しています。
2023年は、日本カンボジア外交関係樹立70年の年。
いま一度、サトスレイ・トーが暮らす、カンボジアの歴史を振り返ってみませんか。
■マイナスからのスタート
先生を育てられる先生がいない。本をかける作家がいない。学校を建てるための建築士がいない-カンボジアでは、人的な資本の損失が、復興を大きく妨げました。
1993年にカンボジア王国となり、民主主義国家の一歩を踏み出します。カンボジア教育省も教員養成、学校建設、教科書づくりなど、マイナスからのスタートでした。そのため障害がある子どもたちの法整備が遅れ、2009年に初めて「障害児教育に 関する政策マスタープラン」ができました。
障害児への教育については、教員の育成、適切な学習教材の活用、ユニバーサル デザインを考慮した校舎づくり、住民への理解促進が必要で すが、まだ実施・整備は進んでいません。
エファは教育省、福祉省、また地元の学校と連携して教員の育成、教材の開発などを進めていきます。
■どんな困難な状況にあっても、未来を拓きたいと願う子どもたちへ
夏募金のご支援は、『どんな困難な状況にあっても、未来を拓きたいと願う子どもたち』の教育支援に使わせていただきます。
エファが実施している教育を受けづらい環境にいるカンボジア、そしてラオスの子どもたちが学び、生きるための力を伸ばすために力をお貸しください。
■エファジャパン夏募金2023
すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し「自分ものがたり」を描ける社会に。
ご支援をよろしくお願いいたします。
▼エファ夏募金2023の公式ページ
https://www.efa-japan.org/post-16911
期間
銀行振込
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※寄付金受領書を発行します。お振込み後、事務局までメールまたは電話でご連絡ください。
郵便振替
クレジットカード
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クレジットカードからの寄付サイトへ移動します。スマートフォンからのご支援も可能です。
■エファのビジョン
すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、「自分ものがたり」を描ける社会に。
■About us
エファは、日本全国の自治体や公立の病院、保育所、福祉施設、交通機関や上下水道などの公共サービスに従事する人たちが行ってきた国際協力事業「アジア子どもの家」を引き継ぎ、2004年に設立された国際協力NGOです。貧困やさまざまな障害のため学校にいけない子どもたちの権利を守り、初等教育の推進や児童労働の削減、障害児のライフスキルの向上に取り組んでいます。
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