アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:中岡 洋詞、東証プライム)は、144~5600MHz(10GHz※)に対応したオールモードトランシーバーIC-905及び10GHzトランスバーターCX-10Gが標準付属したIC-905XGを2023年8月に新発売します。

IC-905は144~5600MHzをDV/DD/ATVを含むオールモードでカバーする、業界初※2のトランシーバーです。さらに、CX-10Gを使用(IC-905はオプション/IC-905XGは標準付属)することで、10GHzでも運用可能です。最大出力は、144/430/1200MHzが10W、2400/5600MHzは2W、10GHzは0.5Wを実現しています。最大の特長は、RFユニットをコントローラーと分離し、アンテナ直下におくことを可能にしていること。これにより、高い周波数帯で大きな問題となる同軸ケーブルの損失を大幅に低減しています。しかも、このコントローラーケーブルで電力を供給することが可能。接続が1本のケーブルで済むため、RFユニットの設置の自由度は大幅に高まります。

また、高い周波数帯での運用では、より高度な周波数の精度が求められるため、GPS(GNSS)信号を基準とする方式を採用。経年変化や温度の影響を受けない、極めて安定かつ高精度な周波数管理が可能となりました。さらに、IC-905は操作性や機能も充実しています。世界的ヒットとなったIC-705の操作系を継承した他、リアルタイムスペクトラムスコープは最大スパンを50MHzとし、広大なU/SHF帯に対応。もちろん、ターミナル/アクセスポイントモードといったD-STARの機能群、FT8の簡単設定も実現しています。さらにオプションのアンテナも充実。コーリニアアンテナAH-24(2400MHz用)/AH-565600MHz用)/AH-100(10GHz用)、パラボラアンテナAH-109PB(10GHz用)もご用意しています。

<おもな特長>

●144~5600MHz/(10GHz)を多彩なモードでカバー。

●RFユニットをコントローラーと分離し、アンテナ直下におくことで、アンテナまでの同軸ケーブルの損失を低減。

●コントローラーからRFユニットへの給電を実現。接続はコントローラーケーブル1本のみ。

●GPS(GNSS)信号を基準にすることで、究極の周波数精度を実現。

●最大50MHzスパンの広帯域をカバーするリアルタイムスペクトラムスコープ

●10GHzトランスバーター付属のIC-905XGもラインナップ。

※1 IC-905にはCX-10Gが必要。IC-905XGにはCX-10Gが標準付属。
※2 主要アマチュア無線メーカーとして。(2023年7月自社調査)

・D-STARは一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 ・アイコム、ICOM、ICOMロゴはアイコム株式会社の登録商標です。

●電波法とバンドプランを遵守して、運用しましょう。

1.2/2.4/5.6/10.1GHz 帯のアマチュア無線は、周波数割り当て上、二次業務となっており、「この周波数の使用は、一次業務の無線局に有害な混信を生じさせ、及び一次業務の無線局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない」とする旨の付款が付されます。運用の際は、電波法およびバンドプランの遵守をお願いします。詳細については取扱説明書をご覧ください。また、免許申請の際には総合通信局等へ確認書の提出が必要となります。

<発売時期/価格>2023年8月

・IC-905/404,800円(税抜368,000円)

・IC-905XG(CX-10G付属)/591,580円(税抜537,800円)

<資料ダウンロード>

https://prtimes.jp/a/?f=d38597-22-c0ca69ff02ec6893e020896fedbc28be.pdf

<アイコム株式会社について>

アイコム株式会社(https://www.icom.co.jp/)は、東証プライム上場(6820)の無線通信機器の総合メーカーです。1954 年の創業以来、陸上業務無線機器をはじめ海上無線、航空無線、衛星通信、ナビゲーション機器、受信機、IP ネットワーク、アマチュア無線にいたるまで信頼性の高い製品を世界中に提供しています。アイコムの製品は、官公庁、公益団体、流通、空港、船舶、警備業、小売業など様々な分野で使用されています。

配信元企業:アイコム株式会社

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