話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は15年ぶりとなる最新作の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開中の「インディ・ジョーンズ」シリーズのアイテムをチェックしていく。
■最新作からハイクオリティなインディのフィギュアが登場!
まずはホットトイズ社から発売されている「【ムービー・マスターピース】『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』1/6スケールフィギュア インディアナ・ジョーンズ[ボーナスアクセサリー付き]」を紹介。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のインディを約30cmで、30か所以上の可動と共に立体化しており、新規造形のヘッドはハリソン・フォードの肖像権をクリア。皮膚の質感やシワまで、ハンドペイントによる塗装が施されており、醸し出される重厚感までそっくりだ。さらに眼球可動ギミックによって視線を自在に変えられるため、生きているかのような表情の変化を楽しめる。
トレードマークのフェドラハットをはじめとするコスチュームのクオリティも高く、革製ジャケットはウェザリング加工によってリアルな汚れを表現。茶系で統一されたシャツやベルト、パンツ、シューズまで質感やディテールへのこだわりが満載となっている。
ワイヤー内蔵で自由な表現が楽しめる鞭をはじめ、ライトアップ機能付きの懐中電灯、工具にロープ、物をしまうことができるバッグ類まで付属品も充実。またボーナス版には吊り橋をイメージしたジオラマ台座まで付いており、作品の世界観を存分に楽しめる仕上がりとなっている。
■ショーティら人気のキャラクターも多数ラインナップ!
さらにホットトイズから発売されているハズブロ社の「『アドベンチャーシリーズ』6インチ・アクションフィギュア」では、最新作から過去4作まで、インディを筆頭に数々のキャラクターがお手頃サイズで立体化されている。
「インディアナ・ジョーンズ(遺跡からの脱出)[映画『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』]」は、映画冒頭、インディが金の偶像と砂袋を素早く置き換えてトラップの作動を防ごうとするシーンをフィギュア化。約25か所の可動や台座などの付属品により、ハラハラドキドキの一幕がよみがえる仕上がりだ。
『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』(89)からはスーツに身を包んだ大学教授姿が、「インディアナ・ジョーンズ(プロフェッサー)[映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』]」として商品化されており、小包や盾、松明を持たせたり、様々なシーンを再現できる。
『最後の聖戦』の悪党を立体化した「ウォルター・ドノヴァン[映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』]」には、間違った杯で水を飲んでしまい、急激に滅んでいくドノヴァンの恐ろしい最期を切り取った差し替え顔パーツも付属。遊び心がうれしいアイテムとなっている。
さらには『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』(81)からカイロでのインディ。『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(84)から通常と洗脳されたタイプ違いの2種類のインディにショート・ラウンド。そして『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』からインディとヘレナ・ショウと計6体をセットにしたバージョンも。
可動ポイントが全身に設けられているのはもちろんのこと、印象的なアイテムや動物などもそれぞれに付属した気の利いたアイテムとなっている。なおこのセットは後日単体での販売も予定されているそうだ。
また「インディ・ジョーンズ」シリーズ公開当時の1980年代にケナー社が発売していた3.75インチフィギュアにインスパイアされた「RETROシリーズ」も登場。『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』からインディ、父ヘンリー・ジョーンズ、インディたちを助けてくれるサラーがラインナップされている。
10cmほどのフィギュアだが、聖杯や銃、傘といったツボを抑えた小道具の数々はうれしいポイント。またブリスターパックのパッケージデザインも「インディ・ジョーンズ」シリーズらしい遺跡のロマンにあふれたナイスデザインなので、そのまま壁に飾るのもよしだ。
ハイエンドなものからお手頃なフィギュアまで、最新作から過去作まで多彩なアイテムがずらり。ロマンあふれるフィギュアの数々は、作品のファンであれば手に入れたくなるはずだ。
文/サンクレイオ翼
コメント